2023 Fiscal Year Research-status Report
日本語副詞節におけるテンス解釈メカニズムの理論的・実証的解明
Project/Area Number |
23KJ2154
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Research Institution | Chiba University |
Principal Investigator |
鈴木 彩香 千葉大学, 大学院人文科学研究院, 准教授
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Project Period (FY) |
2023-04-25 – 2026-03-31
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Keywords | 従属節のテンス解釈 / 副詞節 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、日本語の副詞節において従属節・主節イベント間の時間関係がどのように決まるものであるかを理論的・かつ実証的に明らかにすることである。 本年度は、日本語副詞節の時間解釈メカニズムを形式意味論の枠組みを用いて形式化することを目指し、形式意味論の専門家との共同研究も含めて枠組みの整備を行った。具体的には、「観察時」「認識視点」と呼ばれる概念を記述的に検討した上で、これらが形式意味論の枠組みからどのようにとらえられるかを検討した。研究の成果は、研究会において口頭発表を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
形式意味論の枠組みに基づく理論化に着手したものの、思うような成果が得られていないため。
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Strategy for Future Research Activity |
来年度は、コーパスに基づく分析に力を入れ、その成果を手掛かりに理論的分析を行う予定である。
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Research Products
(1 results)