2023 Fiscal Year Research-status Report
non-AUG translation: Understanding the mechanism of human disease etiology through "wobble" in start codon selection
Project/Area Number |
23KK0128
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Research Institution | Hiroshima University |
Principal Investigator |
浅野 桂 広島大学, 統合生命科学研究科(先), 特任教授 (80838962)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
塩田 倫史 熊本大学, 発生医学研究所, 教授 (00374950)
松尾 和哉 熊本大学, 発生医学研究所, 特別研究員(PD) (10912371)
冨樫 祐一 立命館大学, 生命科学部, 教授 (50456919)
末廣 智也 広島大学, 医系科学研究科(歯), 特任助教 (60981735)
藤井 万紀子 広島大学, 医系科学研究科(歯), 教授 (70406031)
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Project Period (FY) |
2023-09-08 – 2029-03-31
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Keywords | タンパク質合成制御 / 開始コドン / non-AUG開始コドン / 翻訳開始因子 / RNA化学修飾 / ゲノム翻訳プロファイリング / がんゲノム翻訳制御 / RAN翻訳 |
Outline of Annual Research Achievements |
課題1:1.CTGF上流域にコードされたout-of-frame product (CTGF-O)の機能 CTGF-Oに対するGST融合タンパク質を作成し、ACG開始コドンから始まるCTGFアイソフォームCTGF-Lとの相互作用をBLIにより解析した結果、両者がサブuMレベルの解離定数を示すことを証明した。CTGF「オペロン」にコードされるタンパク質同士が相互作用しなんらかの機能を共同して行うという興味深い仮説が支持された。 2. 活性化悪性中皮腫の翻訳プロファイリング 悪性中皮腫細胞を増殖因子PDGFによって活性化し、ribosome profilingを行った。細胞抽出液のポリソームをRNaseI処理し、次世代解析ライブラリーを作成してNextSeqにより配列を決定した。 課題2:若手分担者松尾、分担者塩田、研究代表者浅野、海外受け入れ先のPeter Todd教授の4者でズーム会議を行い、詳細な研究計画と松尾の具体的派遣計画を話し合った。令和6年度中に派遣を開始する方向で調整中である。 課題3:ct6Aを持つtRNA開始コドンループを含んだ開始複合体Pサイトモデル構造を仮想空間上に再現し、ABF法によるシミュレーションを開始した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
上記したように、各分担者による海外連携研究は概ね順調に進展している。
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Strategy for Future Research Activity |
順調に推移しており、令和6年度の若手研究分担者(松尾、末廣)の米国派遣に向けて分担者、海外研究者と連携を深め、研究を進めていきたい。
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Causes of Carryover |
若手研究分担者の松尾、末廣のそれぞれの研究室における事情により、海外派遣の準備が遅れたため次年度使用が生じた。次年度使用額と当該年度以降の請求分を用いて、令和6年度は新たに研究支援員を雇用して遅れた研究を取り戻したい。そのため、消耗品も当初の予定よりも多く使用したい。
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Research Products
(3 results)
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[Presentation] eIF3 mediates translational heat shock response through the RNA binding g subunit.2023
Author(s)
A. Oguro, B. Rider, J. Wan, K. Ochsner, H. Casey, G. Sakai, Y. Mao, S. Gillaspie, E. Aube, L. Tang, H. Yamada, N. Bardiya, J. Morris, M. Thornton, A. Takasu, W. Pepper, A. Cecil, M. Asano, E. Obayashi, C. Singh, H. Kato, S.-B. Qian, K. Asano.
Organizer
11th International Fission Yeast Meeting
Int'l Joint Research