2023 Fiscal Year Research-status Report
The Role of Oxysterols in Gallbladder Cancer Development
Project/Area Number |
23KK0175
|
Research Institution | Juntendo University |
Principal Investigator |
浅井 孝夫 順天堂大学, 医療科学部, 准教授 (60612736)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中村 和利 新潟大学, 医歯学系, 教授 (70207869)
土屋 康雄 新潟大学, 医歯学総合研究科, 客員研究員 (60334679)
堀 敦詞 順天堂大学, 医療科学部, 助教 (50838373)
|
Project Period (FY) |
2023-09-08 – 2027-03-31
|
Keywords | 胆嚢がん / オキシステロール / インド |
Outline of Annual Research Achievements |
2023年度は海外研究拠点にて研究打合せのうえ、試料収集を開始した。まず、本研究で試料収集の海外拠点となるMahatma Gandhi Medical College & Hospital(MGMCH、ジャイプール、インド)を訪問し、海外の共同研究者らとともに研究計画を確認した。MGMCHの共同研究者とは2016年から胆嚢がんに関連する共同研究を行っており、本研究にあたっても当該共同研究者を始め現地の関係者から全面的な協力の了承が得られた。研究打合せにおいては、収集する試料の種類、数、採取方法、保存方法などを確認した。本研究において目標数の試料を収集できるかどうかが最重要課題となるため、目標数の試料を収集するためにMGMCHのほか、All India Institute of Medical Sciences Jodhpur (AIIMS Jodhpur、ジョドプール、インド)の共同研究者にも協力を依頼し、了承を得た。また、本研究で試料分析の海外拠点となるSharda School of Allied Health Science (SSAHS、グレーターノイダ、インド)を訪問し、試料分析に使用する施設、設備の確認を行った。SSAHSの共同研究者には試料分析も含めインドで実施する本研究全体を通してサポートいただくことの了承を得た。加えて、オキシステロール測定にはガスクロマトグラフ質量分析装置(GC-MS)が必要となるため、当該装置を備えるBirla Institute of Technology, Mesra (BIT Mesra、ラーンチー、インド)においてオキシステロール測定を実施することを確認した。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
研究初年度としての計画通り、研究打合せのうえ、試料収集を開始した。
|
Strategy for Future Research Activity |
計画通り目標数の試料収集を進めながら、適宜海外の共同研究者と連絡を取って試料収集状況を確認する。もし2024年度内に目標数に到達しない予測が見られた場合には、より多くの医療機関に協力を求めるなどの対応策を協議し、確実な試料収集に努める。
|
Causes of Carryover |
本研究の遂行にあたり購入を計画していた物品のうち、研究代表者の所属研究施設に設置されているものを活用したり、消耗品の一部を相手方研究機関にて賄った結果、物品費の使用が抑えらえた。また海外共同研究者への謝金については、試料収集後に支払うほうが妥当となったため、現時点では発生しなかった。 次年度、試料収集に必要となる消耗品や、海外共同研究者への謝金として使用する予定である。
|