2014 Fiscal Year Annual Research Report
ワーク・ライフ・バランスを実現する企業支援システムと雇用システム
Project/Area Number |
24243049
|
Research Institution | Gakushuin University |
Principal Investigator |
脇坂 明 学習院大学, 経済学部, 教授 (90158600)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
篠崎 武久 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (10361635)
川上 淳之 帝京大学, 経済学部, 准教授 (20601123)
西岡 由美 立正大学, 経営学部, 准教授 (30369467)
今野 浩一郎 学習院大学, 経済学部, 教授 (80078336)
木谷 宏 麗澤大学, 経済学部, 教授 (80515685)
藤波 美帆 千葉経済大学, 経済学部, 講師 (60746709)
|
Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2017-03-31
|
Keywords | 経営学 / 人的資源管理 |
Outline of Annual Research Achievements |
ⅰ) 文献・資料を収集・分析:国内外の先行研究を幅広くレビューした。特にワーク・ライフ・バランス(以下、WLBと略す)に関連する指標の活用、WLB関連制度の円滑な運用に寄与する企業支援のあり方、人事管理に関する文献をサーベイした。 ⅱ)アンケート調査実施と分析:前年度から準備したアンケート調査を実施し、同調査で得られたデータを整理し分析した。並行して個人に対するアンケート調査も行った。 ⅲ) インタビュー調査の実施: WLB先進国フランスにおける企業の人事担当者およびWLB関連制度の利用者を部下に持つ管理職を対象とするインタビュー調査を実施した。インタビュー調査の結果は文書化し、他の研究メンバーと共有した。 ⅳ)看護協会のデータ分析:病院の看護師のWLBに関する看護協会のデータをより深く分析して、日本看護管理学会と日本経済学会で報告した。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
(理由)フランスの海外調査が実施でき、アンケート調査も企業調査、個人調査が完了したため。
|
Strategy for Future Research Activity |
平成27年度は、前年までの成果に基づき得られたデータを分析し、研究会を開催するだけでなく、WLB自己診断管理ツールとしての企業支援システムを開発の準備を行う。平成28年度に企業支援システムを開発し、総合的に研究成果をまとめる。
|
Research Products
(18 results)