2015 Fiscal Year Annual Research Report
ワーク・ライフ・バランスを実現する企業支援システムと雇用システム
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24243049
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Research Institution | Gakushuin University |
Principal Investigator |
脇坂 明 学習院大学, 経済学部, 教授 (90158600)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
篠崎 武久 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (10361635)
川上 淳之 帝京大学, 経済学部, 准教授 (20601123)
西岡 由美 立正大学, 経営学部, 准教授 (30369467)
藤波 美帆 千葉経済大学, 経済学部, 講師 (60746709)
今野 浩一郎 学習院大学, 経済学部, 教授 (80078336)
木谷 宏 麗澤大学, 経済学部, 教授 (80515685)
松原 光代 学習院大学, 経済学部, 教授 (00625288)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | 経営学 / 人的資源管理 |
Outline of Annual Research Achievements |
ⅰ) 文献・資料を収集・分析:国内外の先行研究を幅広くレビューした。特にワーク・ライフ・バランス(以下、WLBと略す)に関連する指標の活用、WLB関連制度の円滑な運用に寄与する企業支援のあり方、人事管理に関する文献をサーベイした。 ⅱ)アンケート調査の詳細分析:平成26年度に実施した企業調査及び労働者調査を企業システムに活用できるよう詳細な分析を行ったが、来年度も引き続き行う。 ⅲ) 企業支援システムの開発:平成28年度に本格的に行う当研究プロジェクトの準備を行った。(詳細は(12)) ⅳ)インタビュー調査の実施:場合によっては海外企業調査の追加を考えていたが、時間がとれず断念した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
平成26年度調査の分析も進み、一部その成果や海外調査結果も取り込み、平成28年度の企業支援システム開発へつながる形になりつつあるため。
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Strategy for Future Research Activity |
平成28年度は、前年までの成果に基づき得られたデータを分析し、近年課題となりつつある仕事と治療(メンタルヘルス、がん、脳卒中など)の両立について、その現状と課題を明らかにするためのアンケート調査(企業または個人を対象)を実施する。将来的に、従来の調査実績と本調査結果をふまえ企業に積極的に利用される自己診断ツールとしての企業支援システムを開発する。なお当該アンケート調査の作成には企業などの現場の意見を反映させることが重要である。したがって、アンケート調査実施企業及びWLBや多様な人材活用を積極的に進める企業を中心に診断ツール開発の下準備を進めると共に議論を展開する。また最終年度のため、5か年の成果をまとめる作業を進めていく。
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Research Products
(12 results)