2013 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
24244024
|
Research Institution | Saitama University |
Principal Investigator |
鈴木 健 埼玉大学, 理工学研究科, 教授 (10196842)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山口 貴之 埼玉大学, 理工学研究科, 准教授 (10375595)
西村 太樹 東京理科大学, 理工学部, 助教 (30612147)
福田 光順 大阪大学, 理学(系)研究科(研究院), 准教授 (50218939)
泉川 卓司 新潟大学, アイソトープ総合センター, 准教授 (60282985)
大坪 隆 新潟大学, 自然科学系, 准教授 (70262425)
|
Project Period (FY) |
2012-05-31 – 2016-03-31
|
Keywords | 中性子スキン / 反応断面積 / 荷電変化断面積 |
Outline of Annual Research Achievements |
平成25年12月、想定外の平成25年度理化学研究所加速器運転時間の短縮が発生し、理化学研究所での物理の課題で使うマシンタイム(加速器運転時間)・装置の搬入が延期となり、そのため1~2月に行う予定だった「中性子スキン厚」測定も延期され日程の再調整に迫られた経緯がある。当初はドイツのGSI研(重イオン科学研究所)で実験を行う計画でったが、理研で実験を行うにあたって、新たに荷電変化断面積の決定の為に必要となった、理研ビームラインの焦点面F5(真空中)に設置予定の原子番号識別用検出器の設計・試作そしてその性能試験を放射線医学総合研究所の医用加速器HIMACにて行った。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
平成25年12月想定外の平成25年度理化学研究所加速器運転時間の短縮が発生し、理化学研究所での物理の課題で使うマシンタイム(加速器運転時間)・装置の搬入が延期となり、そのため1~2月に行う予定だった「中性子スキン厚」測定も延期され日程の再調整に迫られたためである。当初はドイツのGSI研(重イオン科学研究所)で実験を行う計画でった。理研で実験を行うにあたって、新たに荷電変化断面積の決定の為に必要となった、理研ビームラインの焦点面F5(真空中)に設置予定の原子番号識別用検出器の設計・試作そしてその性能試験を放射線医学総合研究所の医用加速器HIMACにて行ったことも遅れの一因である。
|
Strategy for Future Research Activity |
日程の再調整を行い、「中性子スキン厚」測定がアサインされるよう、加速器に働きかけをする。平成26年度中に原子番号識別用検出器の性能向上を行う。平成27年度中には本番実験を行い、最終結果であるNi同位体の「中性子スキン厚」に関して成果発表する。
|
Research Products
(10 results)