2014 Fiscal Year Annual Research Report
実時間モード解析を用いたダイナミクスベースド画像検査法
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24246071
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Research Institution | Hiroshima University |
Principal Investigator |
石井 抱 広島大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (40282686)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山本 裕紹 宇都宮大学, オプティクス教育研究センター, 准教授 (00284315)
青山 忠義 広島大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教 (00569337)
高木 健 広島大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (80452605)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | 計測システム / 画像情報処理 / 振動解析 / 情報センシング |
Outline of Annual Research Achievements |
部材レベルでの実時間構造物試験:構造部材を加振した試験を通して、構造疲労に伴う振動特性の変化を実時間モニタリングした。 A) 電子スペックルパタン干渉を生成する干渉光学計構築: 1) 高速ビジョン感度特性にあった半導体レーザによるスペックル干渉パタン発生装置を導入した。2) 振動する表面粗さのある平面部材にスペックル干渉パタンを投影した場合、オフライン高速ビデオカメラの撮影動画においてサブμmレベルの振動分布が観測されることを確認した。 B) 部材レベルの微小振動に対するイメージング・振動解析: 1) 振動する表面粗さのある平面部材の振動分布をオプティカルフロー計測に基づき実時間可視化した、2) 1)の振動分布に基づき、共振周波数等に対応した振動波形を実時間検出した。3)クラックのある部材に対して同様な検証を行い、クラックの有無やそのクラック位置に対応した形での振動特性の変化を確認した。 C) 強制加振に基づく構造部材の連続振動試験: 1) これまでに開発した振動モード計測システムが長時間にわたり連続稼働することを確認した。2) クラック等の構造部材を強制加振した場合に振動モード特性の時間変化を定量的に捉えることができることを確認した。3) 形状の異なる部材に対して実験を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
本年度に行う予定であった 電子スペックルパタン干渉を生成する干渉光学計構築, 部材レベルの微小振動に対するイメージング・振動解析, 強制加振に基づく構造部材の連続振動試験の項目については、概ね計画通り行われた。
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Strategy for Future Research Activity |
概ね、研究計画通りに研究は進捗しており、基本的には当初研究計画通りに研究を進めていく予定である。
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Research Products
(6 results)