2012 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
24246076
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
小澤 一雅 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (80194546)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
渡邊 法美 高知工科大学, 経営学部, 教授 (30240500)
堀田 昌英 東京大学, 新領域創成科学研究科, 教授 (50332573)
木下 誠也 愛媛大学, 社会連携推進機構・寄附研究部門, 教授 (50612652)
MATOUS PETR 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 講師 (70508192)
鈴木 直文 一橋大学, 社会(科)学研究科, 准教授 (80456144)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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Keywords | 建設マネジメント / 公共調達 / 契約 |
Research Abstract |
本年度は、アジア諸国における契約構造・契約分化・環境特性の計測を行なった。これまでの研究成果に基づき、契約システムを特徴づける、関係するアクター間の契約の構造、契約分化、契約制度に影響を与える周辺の環境特性、これらの特性を計測・評価し、以下の手順で日本も含めたアジア諸国の特徴を明らかにした。 ①各国の公共事業にける代表的調達方式の抽出 ②契約構造の評価 ③契約分化の計測 ④契約環境の評価 ⑤各国の特徴の比較分析
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
各国の契約分化を把握した上でそれらを包括する標準的な契約モデルを提案するという目的に照らして、アジア諸国の建設会社等がアジア外の国(アフリカ等)で公共事業に関わる事例を調査対象に含めることが妥当であるという知見が得られ、追加調査が必要となった。
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Strategy for Future Research Activity |
今年度の研究成果に基づき、以下を実施する。 ①アジア諸国において共有できる契約モデルのシステム開発 ②公共調達標準契約モデルの構築と検証 この公共調達標準契約モデルを導入することによる効果と課題を明らかにするため、それぞれの国内市場に及ぼす影響、アジア諸国を含めた世界市場に及ぼす影響、そして実施されるインフラ整備事業によるアジア諸国の経済発展に及ぼす影響等を評価する。
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Research Products
(13 results)