2013 Fiscal Year Annual Research Report
3次元光電子機械プログラマブルデバイスの開発と動的回路実装技術の確立
Project/Area Number |
24300017
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Research Institution | Shizuoka University |
Principal Investigator |
渡邊 実 静岡大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (30325576)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
大坪 順次 静岡大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (00176942)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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Keywords | 光再構成ゲートアレイ / 再構成可能LSI / FPGA / ホログラムメモリ / MEMS |
Research Abstract |
(1) MEMS・レーザモジュール・プロトタイプシステムの開発 24年度に試作したMEMS・レーザモジュールをホログラムメモリと組み合わせ、読み出し試験を行った。また、1つのMEMSミラーを4つの異なる角度に制御し、4つのコンテキストのアドレッシングが可能なモジュールの開発を進めており、複数のモジュール間で、任意の角度の照射が可能になるように、モジュール間のタイミング制御回路を開発している。また、光再構成型ゲートアレイと組み合わせた光電子機械プログラマブルデバイスのプロトタイプを試作し、評価している。 (2) 高速動的回路実装と総合評価 新設計の光再構成型ゲートアレイの設計データを活用し、HSPICEとVHDLによるシミュレーションによる光電子機械プログラマブルデバイスの動的再構成、MISC (Mono - Instruction Set Computer)を評価する統合環境を整備した。これを用いて、光電子機械プログラマブルデバイスの高速動的再構成を活用することで、ゲートアレイの劇的な性能向上が可能になることを、複数のサンプル回路を用いて評価を進めている。伝搬遅延、消費電力(動的消費電力、リーク消費電力)の評価が主目的であり、既存のFPGAと比較しての性能向上を明らかにしている。論理合成、配置配線のツールの開発は本研究に含まれておらず手作業によるものであるが、その後は、スクリプトを用いて自動的に評価することが可能になった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
研究はおおむね全ての項目について計画通りに進んでいる。
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Strategy for Future Research Activity |
当初の計画通り、研究を遂行していく。
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Research Products
(26 results)