2014 Fiscal Year Annual Research Report
ネットワーク指向AR技術に基づく人間調和型情報通信基盤技術の開発
Project/Area Number |
24300022
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
菅沼 拓夫 東北大学, サイバーサイエンスセンター, 教授 (70292290)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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Keywords | 情報通信基盤 / AR / 現実/仮想空間融合 / プラットフォーム / 見守り支援 |
Outline of Annual Research Achievements |
平成26年度は、以下の5項目について研究開発を行った。(1) 現実空間と仮想空間の融合アーキテクチャ:昨年度実施したアーキテクチャの精緻化結果を踏まえ、基本アーキテクチャおよびシステムアーキテクチャの再検討を行い、モデルのさらなる高度化を実施した。また、本アーキテクチャに基づくシステムの設計開発を効果的に行うためのモデルとしてMPCSモデルを開発した。 (2)ネットワーク支援AR機能:平成25年度に行った詳細設計と実装に基づき、表示デバイスとしてHMDに対応したネットワーク支援レンダリング機能の拡張を行った。具体的には、HMDの映像生成用アンドロイド装置で利用可能な、共生感提供機能を実現するために、ライブストリーミング映像と、仮想空間の3D表示映像を合成し、ネットワークを介してアンドロイド端末に返送する機能を実装した。 (3)マルチカメラ利用者位置検出機能:システム性能向上を目指して距離画像センサ等の新たなセンサ群を導入し、マルチカメラとの連携を可能とする機能拡張を検討した。また、利用者位置検出に加え、物体と人間とのインタラクション検出や、動画像からの移動物体検出などの技術を開発した。 (4)エージェント指向ユビキタスソフトウェアプラットフォーム技術:マルチエージェントの概念に基づき、各種ユビキタスデバイス(端末、センサ、カメラ等)やネットワークサービスを知的エージェントとして動作させるためのユビキタスエージェント化機能を設計、実装した。 (5)見守り支援システムの構築:平成25年度に行った基礎実験結果に基づき、AR型見守り支援システムの高度化を行なった。具体的には、ユーザインタフェースとしてHMDやタブレット型端末を用いた共生感提供機能の高度化を行った。また、実証実験に耐えうるシステムの安定化対策を施した。最後に実験の結果を分析・整理し、本提案の有効性の検証を行った。
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Research Progress Status |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Causes of Carryover |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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