2014 Fiscal Year Annual Research Report
モバイルスレッドによるピアツーピア・サービス基盤に関する研究
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24300023
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| Research Institution | Saitama University |
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Principal Investigator |
吉田 紀彦 埼玉大学, 理工学研究科, 教授 (00182775)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
下川 俊彦 九州産業大学, 情報科学部, 教授 (60301347)
楢崎 修二 長崎大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (80253475)
松本 倫子 埼玉大学, 理工学研究科, 助教 (90447277)
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| Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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| Keywords | 分散システム / 情報ネットワーク / ピアツーピア / モバイルスレッド |
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| Outline of Annual Research Achievements |
ピアツーピア（P2P）ネットワークを、Webサービスと同様に、サービスを提供する基盤として構築する「ピアツーピア・サービス基盤」について、規模追従性、負荷分散と均衡化、信頼性と障害耐性に関する前年度までの成果を踏まえ、最終年度である本年度は以下のような成果をあげた。
1. モバイルスレッドによる動的な負荷分散と均衡化について論文をまとめ上げ、国際論文誌に投稿した。2. 動的サービスの一例としてストリーミングを捉え、そのP2P配信を動的に最適化するとともに信頼性を確保する方式を、複雑ネットワークの解析に用いられ始めているネットワーク・モチーフを応用する形で構築した。世界的にも極めて斬新な成果を達成し、国際会議で発表した論文は最優秀論文賞を獲得した。ストリーミングについては、適応型ストリーミングネットワークの技術解説を分担執筆の形で掲載した英文専門教科書が出版された。3. P2Pサービスの基幹技術であるサービス発見ならびに検索方式の効率化について、国際論文誌に論文掲載した。4. ネットワークの信頼性および障害耐性の観点から、関連技術であるDelay Tolerant Networksの効率化に取り組み、国際会議で論文発表した。5. ネットワーク一般に関する設計技術の高度化について、複数の国際会議や国内研究会で論文発表を行なった。6. 以上の研究成果を具体的にクラウド構築技術に応用し、適応型のプロビジョニング（資源配分予測）を動的P2Pによって可能にした成果を国際論文誌に論文発表した。
以上のように、「ピアツーピア・サービス基盤」の実現に向けて、要素技術の構築、複数関連技術の統合、応用例への適用まで行ない、小規模ではあるが実地検証も行なった。研究全体として、然るべき成果を挙げることができたものと考える。
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| Research Progress Status |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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| Strategy for Future Research Activity |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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| Causes of Carryover |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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| Expenditure Plan for Carryover Budget |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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[Book] Advanced Content Delivery and Streaming in the Cloud2014
Author(s)
Mukaddim Pathan, Dom Robinson, Gerhard Hasslinger, Hussein A. Alzoubi, Tiago Cruz, Ram Lakshmi Narayanan, Timothy Siglin, Tolga Bektas, Benjamin Molina, Marat Zhanikeev, Salekul Islam, Norihiko Yoshida, Eugenio Cesario, Phil Davies, Ramesh K. Sitaraman, Vivek S. Pai, Michael Talyansky, Miroslaw Czyrnek, et al.
Total Pages
504 (pp.259-271)
Publisher
Wiley
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