2014 Fiscal Year Annual Research Report
IPモビリティにおけるポリシベースマルチキャストハンドオーバに関する研究
Project/Area Number |
24300027
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Research Institution | Hiroshima City University |
Principal Investigator |
前田 香織 広島市立大学, 情報科学研究科, 教授 (00264953)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
近堂 徹 広島大学, 学内共同利用施設等, 准教授 (90437575)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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Keywords | IPモビリティ / マルチキャスト / ハンドオーバ / ストリーム配信品質 |
Outline of Annual Research Achievements |
① 26年度は25年度に開発したマルチキャストハンドオーバ機構の評価を行った。本機構には品質保証としてパケット損失のエラー回復の機能が組み込まれているが、エラー回復として採用している4つの方法(FEC、損失パケットのマルチキャストによる再送、ユニキャストによる再送、ユニキャスト配信への切り替え)の効果を示すため、シミュレータを開発し、評価を行った。シミュレータに関しては2014年10月に国内会議で発表した。シミュレーションの評価はまだ継続中である。 ② ストリーム配信プラットフォームのプロトタイプシステムの開発をネットワーク仮想化の概念を用いて行った。このプラットフォームではストリームの合成やトランスコード、配信プロトコル変換などの加工を仮想マシンで行い、それを組み合わせることで、ユーザの要望やユーザの通信状況に応じて柔軟にストリーム加工をすることができる。加工には①の機構で採用したFECや再送も組み込むことができる。プラットフォームのプロトタイプシステムを開発し、ストリーム加工に関するオーバヘッドを評価した。これに関しては2014年11月の国内学会研究会で発表した。 マルチキャストハンドオーバ機構のはまプラットフォーム内への組み込みは今後行ってく予定であるが、これらの開発により移動端末の通信環境の変化に対応したマルチキャストストリームを受信するための基礎的な枠組みができ、当初目的を達成できたと考える。 ③ 一方、移動端末の移動透過通信を支援するための機構に関しては、25年度に提案した、移動ノードの上位にゲートウェイを設置し、それに機能のプロキシー的な役割をもたせる方式のプロトタイプシステムを開発した。これに関して2014年10月の国内会議(査読有)で発表した。
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Research Progress Status |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Causes of Carryover |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(8 results)