2013 Fiscal Year Annual Research Report
位相情報に基づく高精度画像マッチング技術の体系化とその応用
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24300067
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
青木 孝文 東北大学, 情報科学研究科, 教授 (80241529)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
本間 尚文 東北大学, 情報科学研究科, 准教授 (00343062)
伊藤 康一 東北大学, 情報科学研究科, 助教 (70400299)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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Keywords | 画像,文章,音声等認識 / ディジタル信号処理 / 画像照合 / 位相限定相関法 / 計算機システム |
Research Abstract |
本年度は,以下の2項目について検討した. 1. 前年度に検討した5つの基本アルゴリズム (A-1) N次元信号(N=1, 2, 3)を対象とする汎用高精度対応付けアルゴリズム,(A-2) エックス線画像(透視画像)に特化した高精度対応付けアルゴリズム,(A-3) 複数の異なる視点・異なるモダリティの画像を対象とする高精度対応付けアルゴリズム,(B-1) 局所位相記述子用いた汎用画像照合アルゴリズム,(B-2) 医用ボリュームデータに特化した個体識別アルゴリズムを戦略的な応用へ適用するための準備的検討を行った.検討結果により,実際にさまざまな応用に適用して,それぞれの基本アルゴリズムの有効性を評価できるようになった.また,科学技術計算言語MATLABおよびC/C++言語において利用可能な位相限定相関法ライブラリを開発した. 2. 前年度に検討を行った5つのアプリケーション (ア) 能動型計測に匹敵する精度を有する受動型3次元計測技術の研究開発,(イ) 高品質な画像・映像の生成・処理・提示技術の研究開発,(ウ) 高速・高精度マシンビジョン技術の研究開発,(エ) バイオメトリクスデータのロバスト照合による高信頼個人認証技術の研究開発,(オ) 医療用多次元画像解析技術への応用について詳細な実験的検討を行った.それぞれのアプリケーションにおいて,世界最高水準の性能を有することを基礎実験により確認した.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
当初計画していたとおりに,基本アルゴリズムを戦略的な応用へ適用するための準備的検討を行い,各種応用研究についての実験的検討を行い,汎用GPUをターゲットとしたソフトウェアライブラリを開発することができたので,おおむね順調に研究が進展していると判断する.
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Strategy for Future Research Activity |
順調に研究が進展しているので,当初の計画しているとおりに,基本アルゴリズムをさまざまな応用へ適用し,各種応用テーマで重要となるアルゴリズムを開発し,プログラマブルな汎用GPUなどをターゲットとしたソフトウェアライブラリやMATLABからのコード生成環境,FPGAなどをターゲットにしたシステムの高水準合成環境の構築を行う予定である.
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
前年度に購入した物品を本年度も有効活用したことと,基本アルゴリズムの実験的検討,および,本研究課題のための研究資料収集を主に行ったことより,次年度使用額が生じた. 来年度は,高性能な計算機,大容量ストレージシステム,高性能カメラなどを購入するとともに,成果発表のための旅費,会議費などに使用し,本研究課題を推進する予定である.
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Research Products
(29 results)