2014 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
24300075
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Research Institution | Waseda University |
Principal Investigator |
石川 博 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (60381901)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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Keywords | 最適化 / コンピュータビジョン |
Outline of Annual Research Achievements |
引き続き高階エネルギー最小化の応用できる問題に取り組んだ。 特に医用画像のセグメンテーションにおける高階エネルギー最小化の応用をさらに検討した。多臓器セグメンテーションは多ラベルのラベル付け問題と考えることができるが、高階の多ラベルラベル付け問題はセグメンテーション問題としてはまだあまり応用例がない。エネルギーは正解データから統計を取ることにより作成するが、どのような統計を使うとセグメンテーションに効果があるかは未知であり、検討を要した。 6つの高階エネルギーを提案し、実験を行った。直角三角錐状に並んだクリークを用いた高階ポテンシャル、離れたボクセルを用いたクリークのポテンシャル、高階平滑化項、 CT画像の輝度勾配を考慮して全臓器に作用する高階ポテンシャル、エッジ周辺にのみ作用する高階ポテンシャルでは、良いセグメンテーション結果は得られなかった。提案ポテンシャルを加えることで、セグメンテーション精度が悪くなる原因の一つとして、提案ポテンシャルがアトラス項の邪魔になっていることが考えられる。より良いポテンシャルを設計するには、アトラス項と共存できるポテンシャルを設計する必要がある。他方、CT画像の輝度勾配を考慮した高階ポテンシャルでは、全ての症例でセグメンテーション精度が向上するわけではないが、一部の症例では高階ポテンシャルの導入により、セグメンテーション精度の向上を確認することが出来た。症例間で高階ポテンシャルの導入によるセグメンテーション精度改善の有無が存在するので、今後は症例間でロバストな高階ポテンシャルを考える必要性がある。この成果はMVA2015で発表予定である。 一方、高階エネルギー最適化アルゴリズムの改良として、既存手法より少ないメモリーでより高速な1階還元を可能とするアルゴリズムについて、CVPR2014で発表した。
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Research Progress Status |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Causes of Carryover |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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[Presentation] 多視点照度差画像を用いた光源方向推定2014
Author(s)
岩野 俊介, 小山田 雄仁, 望月 義彦, 石川 博
Organizer
情報処理学会 第192回コンピュータビジョンとイメージメディア(CVIM)研究会
Place of Presentation
近畿大学
Year and Date
2014-05-15 – 2014-05-16
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