2014 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
24300165
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Research Institution | Kyoto Prefectural University of Medicine |
Principal Investigator |
高松 哲郎 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (40154900)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
原田 義規 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 講師 (10381956)
南川 丈夫 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (10637193)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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Keywords | メディカルイメージング / ラマン散乱分光法 / 末梢神経 |
Outline of Annual Research Achievements |
悪性腫瘍は,日本人の死因の第一位であり,死因の約 3 割を占めている.その治療の柱のひとつとして外科的摘出術が行われているが,その術中に悪性腫瘍周辺の組織に存在する末梢神経が摘出されたり傷ついたりすることによって温存できず,術後に後遺症を残す症例が数多く報告されている.そのため,術者自身の目では観察困難な細い末梢神経を可視化する技術が求められている.本研究の目的は,研究代表者らがこれまで行なってきたラマン散乱光を用いた組織観察法を基盤に,末梢神経を非侵襲かつin vivo検出可能なラマン顕微鏡システムの開発を行うことである. 本年度は,開発したラマン顕微鏡システムおよび神経組織検出アルゴリズムを用い,ラットのin vivo神経組織検出を行った.ラットを麻酔及び人工呼吸器下において,神経を含む組織を露出し,ラマン測定を行った.その結果,in vivo環境下における末梢神経,およびその周囲組織の基礎ラマンスペクトルの取得に成功した.また,in vivo測定結果と,昨年までに行ってきた組織切片を用いた場合のラマンスペクトルの比較から,主となる散乱分子の同定,およびその基礎スペクトル特性について明らかにした. また,ヒト末梢神経のラマンスペクトルについても詳細に検討した.その結果,ヒト末梢神経とラット神経に共通するラマンスペクトルを見出すことに成功した.また,開発したスペクトル解析アルゴリズムにより,ヒト末梢神経を選択的に検出する事が可能であることを示した.
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Research Progress Status |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Causes of Carryover |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(16 results)