2013 Fiscal Year Annual Research Report
戦時下中国の移動するメディア・プロパガンダ――身体・音・映像の動態的連関から
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24320038
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Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
星野 幸代 名古屋大学, 国際言語文化研究科, 准教授 (00303587)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
西村 正男 関西学院大学, 社会学部, 教授 (80302652)
葛西 周 東京藝術大学, 音楽学部, 講師 (00584161)
楊 韜 名古屋大学, 国際言語文化研究科, 助教 (70614585)
アン ニ 明治学院大学, 文学部, 研究員 (70509140)
邵 迎建 徳島大学, ソシオ・アーツ・アンド・サイエンス研究部, 教授 (30375315)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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Keywords | 芸術史 / 移動 / プロパガンダ / 日中戦争 / メディア |
Research Abstract |
今年度の大きな成果は二つある。一つには、中国四川省社会科学院のの賛同を得て、同科学院にて国際ワークショップ「抗戦時期的文化人(日中戦争期の文化人)」(2013年9月5日、四川省社会科学院)を開催し、活発な議論を戦わせることが出来た。二つには、国際学会World History Association主催ののシンポジウム "Empire, faith and conflict." にメンバーの中から三人のチームで企画したパネル“Artistic Activities Opposing or Supporting the Empire of Japan: Song, Drama, and Dance as Propaganda Media”が採用され、報告を行った(オーストラリア、ノートルダム大学 Fremantle, on October 3)。 資料収集としては、研究代表者・分担者が複数加わったものだけに絞ると、成都、重慶、台北で主に作業が進んでおり、ライフ・ヒストリー・インタビューを並行して進めつつある。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
1: Research has progressed more than it was originally planned.
Reason
国外で国際ワークショップを主催できた。また国際学会(世界歴史学会)に応募したパネルが採用されたことにより、当初の目的の一つである国際的な研究成果の発信が十分に発揮できた。その上で、メンバーの著書、査読付き論文の採用、国際学会での発表および招待講演という成果も豊富であった。成都、重慶、台湾(台北、高雄)での資料収集及びライフ・ストーリー・インタビューも充実した成果を見ており、来年度のシンポジウム・テーマへとつながっている。
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Strategy for Future Research Activity |
引き続き中国大陸および台湾、香港での資料収集を行うとともに、二回の国際シンポジウムおよびワークショップ(台湾抗日舞踊に関するもの、日中戦争期芸術全体に関するものを企画中)の開催を既に企画中である。各メンバーが国際学会に応募し(来年度の発表としてすでに採用決定のものもある)研究成果を発信する。最終年度であるため、本研究の更なる発展をマクロな視点で見据えつつ、一つの区切りとして、各メンバー担当分野に関する研究成果報告の執筆にも力を入れる。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
四川省での短期資料収集及びワークショップに止むを得ない事情(就職活動)のために参加できない研究分担者が生じたため、旅費、日当が当初の予定より少なくなった。 当該研究分担者の国際学会における研究発表、もしくは国外における資料収集に充当する計画である。
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[Presentation] 家・国 明星2013
Author(s)
邵迎建
Organizer
電影藝術家劉瓊誕辰百年紀念會
Place of Presentation
中国、上海銀星飯店
Year and Date
20131015-20131015
Invited
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