2014 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
24320045
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Research Institution | Waseda University |
Principal Investigator |
草原 真知子 早稲田大学, 文学学術院, 教授 (40271366)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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Keywords | メディアアート / 戦後前衛芸術 / デバイスアート / 現代美術 / インタラクティブ・アート / テクノロジー・アート |
Outline of Annual Research Achievements |
当該年度においては、メディアアートに関わる資料の収集・蓄積を継続する一方、80年代初めからのアーティスト及び研究者へのインタビュー、作品、展示、シンポジウム、講演の記録などのビデオテープ及びLDの整理と電子化を行った(計140タイトル)。また12月に早稲田大学においてシンポジウムを開催し、阿部修也、Erkki Huhtamo, 松山洋一の3名を招いてロボットとメディアアートについての講演とディスカッションを行った。これらは日本のメディアアートに関する資料と知見を今後の研究に資するために重要である。 研究成果の発表については、5月に台中市の現代美術館で開催されたメディアアートの展示とシンポジウム"Wonder of Fantasy"に招かれて講演し、また各国のアーティスト、キュレーターと意見交換を行った。9月にはArs Electronicaでデバイスアート展の開催に協力し、パネルディスカッションを行った。11月には横浜市民ギャラリーあざみ野において開催中の山口勝弘展の関連イベント(横浜トリエンナーレ関連イベント)として企画されたシンポジウムにおいて講演とパネルディスカッションを行った。論文についてはHandbook of New Media in Asia (Ed. Esther Plerini, Routledge)のための寄稿が完了し、2015年夏までには刊行の運びとなった。A Companion To Digital Art (Ed. Christiane Paul, Wiley) についても現在、編集の最終段階である。同じく寄稿した東京大学出版会から刊行予定の「デジタル・スタディーズ」も夏までに刊行されることになった。これらはいずれも本研究課題の成果であり、特にWileyからの出版物については戦前・戦後の前衛芸術運動と現在のメディアアートを通史として論じた。
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Research Progress Status |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Causes of Carryover |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(6 results)
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[Presentation] Ten Years of Device Art2014
Author(s)
Hiroo Iwata, Machiko Kusahara, Erkki Huhtamo, Suncica Ostoic, Victoria Vesna
Organizer
Ars Electronica
Place of Presentation
Ars Electronica Center
Year and Date
2014-09-08
Invited
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