2015 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
24320088
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Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
廣瀬 幸生 筑波大学, 人文社会系, 教授 (00181214)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
加賀 信広 筑波大学, 人文社会系, 教授 (20185705)
島田 雅晴 筑波大学, 人文社会系, 准教授 (30254890)
和田 尚明 筑波大学, 人文社会系, 准教授 (40282264)
金谷 優 筑波大学, 人文社会系, 助教 (50547908)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | 文法 / 語用論 / 対照言語学 / 言語形式 / 言語機能 / 状況把握 / 状況報告 / 対人関係 |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度は、文法と語用論の関係に関して、(1)各研究分担者が扱う言語現象の考察と検討を行うとともに、最終年度として、(2)本研究の基盤である言語使用の三層モデルを整備し、さらに発展させるために、学外から専門的研究者を招いての研究会や講演会を開催した。 (1)については、大学院生も参加する月例の研究会を10回開催し、各自の研究テーマと関連データについて討論を行った。(2)については、学外の専門家として、アメリカからカリフォルニア大学バークレー校教授の長谷川葉子氏を招き、「言語学コロキウム:文法と語用論の間」と題する研究会を開催し、共同研究を行った(H27.10.15)。さらに、筑波大学名誉教授の中右実氏を招き、本プロジェクトと関連して「構文と機能と認知」と題する講演会と意見交換を行った(H27.11.14)。 また、研究分担者の和田がイギリスに出張し(H27.7.18-28)、第13回国際認知言語学会で、島田がイタリアに出張し(H27.7.25-8.3)、第22回歴史言語学国際会議でそれぞれ研究成果を発表した。 さらに、本年度の大きな実績として、研究代表者の廣瀬を中心にした三層モデルに関する特集論文 “Public/Private-Self-Centeredness and Grammatical Phenomena in Japanese and English: The Perspective of the Three-Tier Model of Language Use” が日本英語学会の学会誌English Linguistics(2015, 第32巻第1号)に掲載された。 その他の研究活動の成果も、学術論文・口頭発表などの形で公表されている。
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Research Progress Status |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Causes of Carryover |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(30 results)