2015 Fiscal Year Annual Research Report
言語教育へのビューイング教育の導入―日本語教育、国語教育、英語教育の連携―
Project/Area Number |
24320097
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Research Institution | Tokyo International University |
Principal Investigator |
岡本 能里子 東京国際大学, 国際関係学部, 教授 (20275811)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
服部 久美子 和洋女子大学, その他部局等, 教授 (70218501)
奥泉 香 日本体育大学, その他部局等, 教授 (70409829)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | 日本語教育 / 国語教育 / 英語教育 / ビューイング / マルチリテラシーズ / メディアリテラシー |
Outline of Annual Research Achievements |
3年間で達成できなかった課題を実施するために1年の延長期間をいただき、積み残した課題を進めた。まず、2013年度、2014年度に引き続き、2015年6月にメディア・リテラシーの言語政策的位置づけを探究するための分科会をコーディネートし、触る文化とメディアリテラシーの実践を紹介し、マルチリテラシーズ育成の重要性を訴え、関係研究者や政策関係者、教育者への情報発信と意見交換の機会を得た。同月、新科研と繋げるべく日本国際理解教育学会において、共同で開発し、公開している多言語多文化教材の中で特にビジュアルリテラシーに資する教材紹介し、その育成のあり方について発信することができた。また、LINEのやりとりの中のスタンプに焦点をあてたビジュアルコミュニケーション研究論文が学術書『雑談の美学』に掲載され刊行された。2015年に奥泉が国語教育に置けるメディアリテラシーの研究書を刊行した。また、協力者の門倉正美が、2016年2月に予定どおりカナダを訪問し、リテラシー研究者の久保田竜子教授の授業見学とインタビュー、資料収集集を行い、ネットワークを広げることができ、2016年3月には、門倉が、2013年のマルチリテラシーズ研究教育の一人者である豪州のLen Unsworth教授を本科研で招集し、日本言語政策学会との共同開催で実施した特別集会の報告書が協力者の門倉によってまとめられ、2016年3月に学会HPに公開された。分担者の樋口が、外国籍生徒へのデジタル教材の使用を通してマルチリテラシーズ育成の重要性を確認した。これらの成果をまとめて発信すると同時に次の科研に確実に繋げて行く。
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Research Progress Status |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Remarks |
補助事業期間延長承認 平成27年3月20日
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Research Products
(6 results)