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2014 Fiscal Year Annual Research Report

17世紀モンゴルの翻訳史書『明鏡』の総合的研究

Research Project

Project/Area Number 24320141
Research InstitutionThe University of Shimane

Principal Investigator

井上 治  島根県立大学, 総合政策学部, 教授 (70287944)

Project Period (FY) 2012-04-01 – 2016-03-31
Keywordsモンゴル / チベット / 翻訳史書 / 国際情報交換 / 『王統明示鏡』 / 『明鏡』
Outline of Annual Research Achievements

当該年度に予定していた研究内容のうち、7月前半までに『王統明示鏡』のテキストを作成、8月全体集会(於内モンゴル社会科学院)で全員で検討し確定するところまではいたったのが、全体集会中にメンバーの一人が急に発生した一身上の都合によって帰国せざるを得なくなり、『王統明示鏡』と『明鏡』の対訳テキストと対訳語彙集の作成方法を確定することはできなかった。しかし、ここまで続けてきた連年の作業で対訳テキストの作成方法についてはほぼ了解ができているので、研究の進展が完全に止まってしまうような事態には立ち入っていない。また、書誌学方面からの研究を担当するメンバーは早々と分担部分の執筆を終えて他のメンバーの点検に供する段階に至った点は進展があった。なお本研究課題は途中で付随的な成果物を出すことは予定していない。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

上述のように、昨年度は共同研究メンバーのひとりに急な一身上の都合が発生し、共同研究の場から帰国しなければならなかったため、その場で達成すべき事柄を完遂することができなかった。

Strategy for Future Research Activity

最終年度に当たるため、少し遅れが生じている、『王統明示鏡』と『明鏡』の対訳テキストと対訳語彙集の作成方法を確定し、夏期休業空けには対訳テキストと対訳語彙集を完成させ、翻訳論から見た翻訳史書に関する個別の研究を完成させる。

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Published: 2016-06-01  

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