2015 Fiscal Year Annual Research Report
多元多層化する家族と法の全体構造に関する実証的比較法研究
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24330003
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
床谷 文雄 大阪大学, 国際公共政策研究科, 教授 (00155524)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
二宮 周平 立命館大学, 法学部, 教授 (40131726)
棚村 政行 早稲田大学, 法学学術院, 教授 (40171821)
野沢 紀雅 中央大学, 法務研究科, 教授 (60133899)
南方 暁 創価大学, 法学部, 教授 (70125805)
岩志 和一郎 早稲田大学, 法学学術院, 教授 (70193737)
本澤 巳代子 筑波大学, 人文社会科学研究科(系), 教授 (70200342)
犬伏 由子 慶應義塾大学, 法学部, 教授 (80125757)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | 基礎法学 / 比較法 / 家族法 |
Outline of Annual Research Achievements |
研究計画に従い、ユニットごとの研究交流を継続するとともに海外最新事情を調査し、研究成果の発表も行った。4月23日から5月8日まで、研究代表者・床谷はフランス破毀院(最高裁判所)およびパリ第1大学で開催された国際家族法学会コロキウムに参加し、夫婦関係の解消に伴う財産の清算についての各国の法的処理について研究し、引き続き、ボン大学(ドイツ)のヨーロッパ・ドイツ家族法研究所において、ドイツにおける家族法の動向について調査した。 6月28日には、早稲田大学で全体会議を開催し、今年度の研究全体の具体的遂行方針および各ユニットの研究の進行について協議した。 平成27年12月12日に釜山(韓国)の東亜大学で開催された新・アジア家族法三国会議に、研究代表者・床谷、研究分担者・犬伏由子、同・南方暁、同本澤巳代子、同棚村政行らが参加し、南方・本澤が「高齢者の離婚と財産問題」に関する研究発表をした。また、13日・14日には、韓国の研究者および台湾の研究者と意見交換をし、釜山家庭法院を訪問し、法院長、裁判官、専門調査官らのヒアリングを実施した。 平成28年2月7日には、早稲田大学において、一般公開のシンポジウム「一人ひとりのセクシュアリティが大切にされる社会へ向けて~日本の現状と課題」を開催した。諸外国での同性婚の法的承認の流れを受けて、我が国でも、社会的認識が進み、自治体での新しい取り組みが始まっている状況につき、詳細な発表があった。また、平成28年2月28日には、早稲田大学で、シンポジウム「困難事例における面会交流支援」を開催した。家事事件に携わる実務家・市民の参加も多くあり、有益な意見交換ができた。 年度末には、4年間の本研究計画の遂行全体に関する報告書を作成し、研究組織員全体で研究成果の共有化を図るとともに、関係の専門家にも、成果を披露した。
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Research Progress Status |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Causes of Carryover |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(21 results)
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[Presentation] 「高齢者の離婚と財産問題」2015
Author(s)
南方 暁
Organizer
第5回新・アジア家族法三国会議報告(招待)
Place of Presentation
東亜大学校富民キャンパス(釜山・韓国)
Year and Date
2015-12-12 – 2015-12-12
Invited
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[Book] 日本評論社2015
Author(s)
犬伏 由子、松川正毅、窪田充見他
Total Pages
379(55-71)
Publisher
「新基本法コンメンタール親族」
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