2014 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
24350116
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Research Institution | Tokyo Institute of Technology |
Principal Investigator |
山元 公寿 東京工業大学, 資源化学研究所, 教授 (80220458)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
今岡 享稔 東京工業大学, 資源化学研究所, 准教授 (80398635)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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Keywords | デンドリマー / 超分子組織体 / 金属集積 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は代表者が開発したπ共役デンドリマーを鍵分子として、独自の機能を活用してデンドリマー超分子組織体を構築する内容である。申請者の見出した精密有機分子集積を駆使し、2-3次元の超階層制御した新しい超構造組織体を提案することを目的としている。最終年度は、次の新デバイスに向けて機能増幅による出力システムを目指し、金属集積デンドリマー組織体を利用した、金属超構造の構築に集中して研究を推進した。具体的な項目は下記の通りである。
1.有機-金属ハイブリッドデンドリマーの組織化 これまで、フェニルアゾメチンデンドリマー金属錯体が精密に集積される事は明らかとなっている。有機カチオンを利用した超分子構造体の構築法を基盤として、精密に金属を集積させた有機金属ハイブリッドデンドリマーについても超構造体を得る条件を確定した。デンドリマーの合成条件を探索、金属イオンの漏れ出しの無い集積に成功した。キャストなど単純な方法にて自己組織化配列やデンドリマー超分子連結基で作製した超構造体を創製、直線状の超分子ポリマーが観測できた。有機-金属ハイブリッドデンドリマー超分子組織体の高次構造や階層構造が観察できた。 2.超分子デンドリマーの合成 連結基を精密に設計合成した。これを集積させて超分子デンドリマーを基盤上へ形成させた。AFMやTEMにより直線状の超分子ポリマーが観測できた。特に超分子デンドリマーに金属集積をさせてAFMにより観測し、超分子をナノ粒子の配列制御のテンプレートに利用できる可能性を確認できた。
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Research Progress Status |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Causes of Carryover |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(4 results)