2014 Fiscal Year Annual Research Report
酸化エルビウム結晶におけるポピュレーション操作と量子メモリへの応用
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24360033
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Research Institution | NTT Basic Research Laboratories |
Principal Investigator |
俵 毅彦 日本電信電話株式会社NTT物性科学基礎研究所, 量子光物性研究部, 主任研究員 (40393798)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
尾身 博雄 日本電信電話株式会社NTT物性科学基礎研究所, 機能物質科学研究部, 主任研究員 (50257218)
後藤 秀樹 日本電信電話株式会社NTT物性科学基礎研究所, 量子光物性研究部, 部長 (10393795)
寒川 哲臣 日本電信電話株式会社NTT物性科学基礎研究所, 量子光物性研究部, 所長 (70211993)
倉持 栄一 日本電信電話株式会社NTT物性科学基礎研究所, 量子光物性研究部, 主任研究員 (10393802)
足立 智 北海道大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (10221722)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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Keywords | STIRAP / 酸化エルビウム / エネルギー移動 |
Outline of Annual Research Achievements |
これまで(ErSc)2O3結晶において空間的に異なるErサイト間でのエネルギー移動の存在を明らかにしてきたが、これに加えポピュレーションの散逸パスとして同一サイト内での上位準位へのエネルギー移動(アップコンバージョン)が存在することを実験的に見出した。これらエネルギー移動の過程をモデル化し解析することで、それぞれの移動速度のEr濃度依存性を明らかにした。これにより(ErSc)2O3結晶では超高濃度なEr濃度を維持しつつ、エネルギー移動速度を十万分の一から百万分の一に抑制できることを明らかにした。これら成果はチップ上の通信波長帯微小光素子の実現に大きく貢献するものである。
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Research Progress Status |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Causes of Carryover |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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