2014 Fiscal Year Annual Research Report
『動的な濡れ』の多重スケール界面熱流体力学の解明と革新的熱物質輸送技術への展開
Project/Area Number |
24360085
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Research Institution | Tokyo University of Science |
Principal Investigator |
上野 一郎 東京理科大学, 理工学部, 准教授 (40318209)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
塚原 隆裕 東京理科大学, 理工学部, 講師 (60516186)
元祐 昌廣 東京理科大学, 工学部, 講師 (80434033)
洪 定杓 鹿児島大学, 理工学研究科, 准教授 (60516201)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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Keywords | 濡れ / 界面熱流体 / 多重スケール |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では主要5課題として以下のテーマに取り組んできた.すなわち,i. 先行薄膜形成初期過程でのダイナミクス,ii.固液2相混合状態での先行薄膜形成メカニズムとマクロ的動的濡れ現象,iii.固体面上に固体粒子などの障害物が存在する系での先行薄膜形成メカニズム,iv. マイクロチャネルなどの狭小領域内での動的濡れ,v.先行薄膜領域能動的制御によるマクロ的三相界線近傍での熱物質輸送制御の確立である. 課題 i. 特に分子動力学法による無極性分子の撥水や破裂に関する数値解析を実施した.また,2液滴間の先行薄膜合体を可視化しうる実験系を構築した. 課題ii. 粒子-液体間の双方向相互作用を考慮した数値解析コード開発を継続して行った.特にマクロ的コンタクトラインと固体微粒子の相互作用を記述しうる解析を実現した. 課題iii. 固液気3相境界線の爆発的な濡れ進展について,コンタクトライン近傍流体の可視化と,挙動のモデル化を行った.課題 iv.およびv.特にマイクロチャネル流路壁上の固体粒子挙動について,光・熱エネルギー照射による数密度分布能動的制御を実現した. さらに,フランス,イスラエルのグループとともに,特にコンタクトラインー粒子間相互作用によるコンタクトライン移動速度制御に関して共同研究を行った.
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Research Progress Status |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Causes of Carryover |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(20 results)