2015 Fiscal Year Annual Research Report
サイレント層・非サイレント層の位置づけを明確にした実践的交通計画論の構築
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24360204
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Research Institution | Saitama University |
Principal Investigator |
久保田 尚 埼玉大学, 理工学研究科, 教授 (80205145)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
松本 正生 埼玉大学, 社会調査研究センター, 教授 (00240698)
森本 章倫 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (30239686)
羽鳥 剛史 愛媛大学, 理工学研究科, 准教授 (30422992)
小嶋 文 埼玉大学, 理工学研究科, 助教 (40637998)
藤井 聡 京都大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (80252469)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | 交通計画 / サイレント層 / 社会調査 / パーソントリップ調査 / 物語 / ソーシャルキャピタル |
Outline of Annual Research Achievements |
補助事業期間を延長した平成27年度の活動は、研究総括としての研究成果発表が主な活動であった。平成24年度~平成26年度の3ヵ年に各サブグループで得られた成果について、平成27年度土木計画学研究発表会春大会(福岡大学伊都キャンパス)で企画セッション「沈黙の交通計画」を立て、発表及び議論を行った。このセッションは、本研究の前身である、平成21年度~平成23年度に実施した「サイレント層の意識・位置づけを明確にする交通調査手法および計画プロセス」の研究期間中、及びその準備研究期間に実施した企画セッションと合わせて、交通計画における「沈黙」について考える7年目であり、総括的な位置づけで実施した。企画セッションのテーマとして、『サイレント層は、その位置付けが明確でないことが意思決定の妨げになり、計画の進捗に影響を及ぼすだけでなく、時には地域コミュニティの力を弱めるとともに、計画の基礎となる交通実態調査の信頼性低下を深刻にしている。このような問題について、新しい調査論や交通計画プロセスの提案や、社会における発言の位置づけの研究などに関して、研究成果を取りまとめるための議論を行いたい』という主旨を提示した上で、研究代表者、研究分担者らにより、サブグループ1から2編、サブグループ2から1編、サブグループ3から1編、サブグループ4から1編の、合わせて5編の発表を行い、交通計画におけるサイレント層(意見を言わない人々、調査に回答しない人々)について、計画論と調査手法論の両面から議論を行った。
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Research Progress Status |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(6 results)