2012 Fiscal Year Annual Research Report
極低温液体貨物を貯蔵する浮体式海洋構造物の安全性評価法の開発
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24360354
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Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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| Research Institution | Yokohama National University |
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Principal Investigator |
荒井 誠 横浜国立大学, 工学研究院, 教授 (00232025)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
村井 基彦 横浜国立大学, 環境情報研究院, 准教授 (60292893)
西 佳樹 横浜国立大学, 工学研究院, 准教授 (70470052)
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| Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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| Keywords | 計画 / 設計 / 生産システム / 液化天然ガス / スロッシング / 洋上生産 |
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| Research Abstract |
洋上LNG生産設備の設置海域の海象を調査し、データを整理した。また、代表的な洋上LNG生産設備の諸寸法を調査し、数値シミュレーションや模型実験の基礎情報として整理した。
波浪中でのLNG生産設備の運動を数値計算するシミュレーション・システムを作成した。これにより、不規則波浪中でのLNG生産設備の運動を評価することができるようになった。LNG生産設備を設置する海域を仮定し、作成したシミュレーション・システムを用いて波浪中での運動を評価した。
LNG格納タンク内に浮体を設置し、想定される厳しい海象中でのスロッシングの発生を防止する方法を考案した。考案した方法について国際特許出願を行った。
考案したスロッシング防止法の有効性を調べるため、差分法を用いたスロッシング数値プログラムを整備し、性能評価シミュレーションを実施した。また、(独)海上技術安全研究所が保有するスロッシング実験装置を借用して模型実験を実施し、数値計算法の計算精度を確認するとともに、考案したスロッシング防止装置が実際の海象においても有効に機能するかを調べた。
これらの検討の結果、提案した方法が極めて有効なスロッシング防止効果をもつことが判明したため、研究成果を国内外の学会および研究誌にて公表するための準備を進めている。一部の成果については、論文発表または論文投稿を完了している。
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
1: Research has progressed more than it was originally planned.
Reason
スロッシングの研究に予想以上の進展があったため早期に成果を出すことによって関連産業の発展に貢献できると考え、次年度に予定していた模型実験を前倒しで実施した。
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| Strategy for Future Research Activity |
本年度以降の研究内容は全体的に本研究補助金申請時よりも前倒しで実施する。また、研究内容を更に高度化できるよう研究内容を組み替える。
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