2014 Fiscal Year Annual Research Report
ラット系統を用いた脂質代謝異常の血中バイオマーカの探索と妥当性の検証
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24380071
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Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
佐藤 匡央 九州大学, (連合)農学研究科(研究院), 准教授 (90294909)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
城内 文吾 九州大学, (連合)農学研究科(研究院), 助教 (00548018)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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Keywords | 酸化コレステロール / 脂肪酸 / 疫学 / 疾患対応型モデル動物 |
Outline of Annual Research Achievements |
疫学研究および動物実験の結果、疾患との関係が疑えそうな脂肪酸および酸化コレステロールが同定された。 糖尿病モデル動物において、脂肪組織中での4b-hydoroxycholesterolが上昇することを見いだした。一方で肝臓では低下する。さらに、その合成酵素の発現は臓器において違っており、それは糖新生臓器では低く、糖を蓄積する臓器では高いことがわかり、何らかの糖尿病病態とこの酸化コレステロールの代謝が関わることがわかった。脂肪酸組成については、大きな違いはなかった。動脈硬化症患者では疫学調査から25-hydoroxycholesterolの血清中濃度が低下していることを、別研究でapparentlyした。従って本研究では、動脈硬化症モデル動物に25-hydoroxycholesterolを腹腔内に、投与ししたが、動脈硬化症の進展には影響が見られなかった。肥満、脂肪肝においては、dihomo-g-linoleinic acidの血中濃度が上昇することがわかった。この、状況はラット集団においても、同様な結果であった。 以上のことから、病態によって変化する、バイオマーカは妥当性のあるものもあると考えられる。
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Research Progress Status |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Causes of Carryover |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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