2014 Fiscal Year Annual Research Report
超分子構造を惹起するバイオマスハイブリッド材料の開発と新規機能開拓
Project/Area Number |
24380092
|
Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
上高原 浩 京都大学, (連合)農学研究科(研究院), 准教授 (10293911)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
高野 俊幸 京都大学, (連合)農学研究科(研究院), 教授 (50335303)
吉永 新 京都大学, (連合)農学研究科(研究院), 准教授 (60273489)
田中 義正 長崎大学, 医歯(薬)学総合研究科, 准教授 (90280700)
飛松 裕基 京都大学, 生存圏研究所, 准教授 (20734221)
|
Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2015-03-31
|
Keywords | バイオマス / メチルセルロース |
Outline of Annual Research Achievements |
最終年度である本年度は研究計画に従い下記4項目を推進した。 1) スプレードライヤーを用いたジブロック型メチルセルロースナノ粒子を調製した。 2) グルコマンナン(GM)誘導体含有ジブロックコポリマーを目指した。具体的には、GM構成単糖であるグルコース、マンノースを親水部に有するジ分子末端機能化メチルセルロースを合成した。 4) 親水部にキシランを有するジブロック型メチルセルロースを合成し、その物性を親水部がセルロースであるジブロック型メチルセルロースと比較して、水素結合がゲル化に与える影響を検討した。 5) 木材の完全利用を目指し、木質バイオマスの限定的分解-分離-再結合反応を検討し、両親媒製ナノ粒子を調製した。 その結果、木質バイオマスを構成する多糖セルロース、グルコマンナン、キシランを分子レベルで複合化した新材料合成を達成し、糖の違いにより物性値に大きな違いが生じることを見いだした。バイオマスハイブリッド材料としてのポテンシャルを引き出す事に成功したと言える。また、一部の成果について特許出願予定である。
|
Research Progress Status |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Strategy for Future Research Activity |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Causes of Carryover |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Expenditure Plan for Carryover Budget |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Research Products
(10 results)