2015 Fiscal Year Annual Research Report
アジア農業金融研究のパラダイム転換に向けて―農村社会構造に着目した比較地域分析
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24380124
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| Research Institution | Kyoto University |
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Principal Investigator |
藤田 幸一 京都大学, 東南アジア研究所, 教授 (80272441)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
坂根 嘉弘 広島修道大学, 商学部, 教授 (00183046)
大野 昭彦 青山学院大学, 国際政治経済学部, 教授 (20176960)
三重野 文晴 京都大学, 東南アジア研究所, 教授 (40272786)
米倉 等 東北大学, (連合)農学研究科(研究院), 教授 (40312623)
加治佐 敬 青山学院大学, 国際政治経済学部, 教授 (50377131)
坂下 明彦 北海道大学, (連合)農学研究科(研究院), 教授 (70170595)
柳澤 雅之 京都大学, 地域研究統合情報センター, 准教授 (80314269)
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| Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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| Keywords | マイクロファイナンス / 余裕金問題 / 金融制度の多様な展開 |
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| Outline of Annual Research Achievements |
最終年度である2015年度には、残された課題に関連して研究者を招聘したり、調査対象地域での補足調査を行ったりするとともに、最終とりまとめのためのやや大きな研究会を２回実施した。
１つは2015年11月22～23日に北海道大学で開催した研究会であり、そこでは研究分担者の坂下、坂根、米倉の各氏による４年間の研究総括報告とともに、代表者（藤田）による研究総括報告が行われ、活発な意見交換がなされた。
もう１つは、3月7日に、タイのチュラロンコーン大学アジア研究所で開催した国際セミナーであり、そこでは研究分担者の大野、加治佐、三重野の各氏による総括研究報告のほか、ラオスから招聘した海外共同研究者（Chansathith Chaleunsinh女史）、カンボジアの専門家（矢倉研二郎氏）、さらには地元チュラロンコーン大学からの参加報告者２人が加わって研究発表を行い、最後に代表者がアジアの農村小規模金融について総括的な発表をして全体を締めくくった。最大のメッセージは、マイクロファイナンスという名で、非常に性格の異なる金融制度がアジア各地で出現・発展しており、それらのメリット・デメリットをよく認識して評価・研究する必要があるという点である。本国際セミナーは、チュラロンコーン大学アジア研究所のホームページに掲載されている。
最後に、国際セミナーの後、南タイのソンクラー県でゴム小農の農業協同組合を中心に視察を行い、そこでの金融のあり方を中心に検討し、将来の研究課題について議論した。
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| Research Progress Status |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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| Strategy for Future Research Activity |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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| Causes of Carryover |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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| Expenditure Plan for Carryover Budget |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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[Book] Changes in Rice Farming in the Philippines: Insights from Five Decades of Household-level Survey2015
Author(s)
Moya, P., Kajisa, K., Baker, R., Mohanty, S., Gascon, F. and San Valentin, M.R.
Total Pages
145
Publisher
International Rice Reserach Institute
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