2014 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
24380165
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Research Institution | Gifu University |
Principal Investigator |
福士 秀人 岐阜大学, 応用生物科学部, 教授 (10156763)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
大屋 賢司 岐阜大学, 応用生物科学部, 准教授 (50402219)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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Keywords | ウマヘルペスウイルス1型 / 神経病原性 |
Outline of Annual Research Achievements |
H26年度はH25年度に構築した組換えウイルスの転写動態解析および馬の末梢リンパ球における増殖性の比較解析ならびにORF30と相互作用するタンパク質の同定を実施する予定であった.しかしながら,不慮の事故により組換えウイルスが失われたため,組換えウイルスの再構築を行わざるを得なくなった.しかしながら,組換えウイルスの再構築に困難が生じ,結果として今年度内に実験結果を得るには至らなかった.また,ORF30と相互作用するタンパク質の同定実験に不可欠なORF30抗体の作成を行ったが,作成した抗体はウエスタンブロッティングでは反応したものの,間接蛍光抗体法では反応せず,ORF30と相互作用するウイルスタンパク質および宿主タンパク質の単離同定には至らなかった.結果として,今年度当初に計画していた実験は実施が困難であることが判明した.そこで研究計画の見直しを行い,昨年度に実施した転写解析を継続することとした.昨年度は転写動態解析をCAGE法により網羅的に実施した.そこで,いくつかの遺伝子を対象としてRACE法による確認を行った.また,馬の末梢血リンパ球における増殖解析の基礎実験を行った.その結果,ORF15, ORF37, ORF38, ORF75に関してCAGE法により得られた結果とRACE法の結果はよく一致していた.EHV-1の末梢血単核球への感染条件を検討し,01c1および90c16が末梢血単核球に感染し,増殖することを確認した.今年度は両ウイルスの末梢血単核球における増殖能比較にはいたらなかった.
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Research Progress Status |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Causes of Carryover |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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