2015 Fiscal Year Annual Research Report
新規誘導型制御性CD8T細胞の免疫反応・免疫寛容制御機構の解析
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24390073
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Research Institution | University of Fukui |
Principal Investigator |
菅井 学 福井大学, 医学部, 教授 (90303891)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
黒岡 尚徳 福井大学, 医学部, 准教授 (00293879)
森 健太郎 福井大学, 医学部, 助教 (50397296)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | 自己免疫疾患 / 腫瘍免疫 / 慢性炎症 |
Outline of Annual Research Achievements |
様々な自己免疫疾患モデルに特異的なCD4T細胞のTCRを発現するトランスジェニックマウスを作成した。これらのマウスを交配して実験に使用する準備が整いつつある段階に達した。次年度には、これらのマウスを用いて、CD4由来CD8T細胞を誘導し、各種自己免疫疾患への影響を調べる実験を開始する予定である。 これと並行して、CD4からCD8への誘導に重要な遺伝子の同定実験も進めている。具体的には、既に以前のスクリーニングで見出した候補遺伝子を過剰発現する系や、ノックダウンする系を用いて細胞文化に与える影響を調べることを行う。このために必要なコンストラクションがほぼ終了した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
昨年度、この実験を進める上での問題点を見出したことからその対応に追われている。方針を転換してからの実験はある程度順調に進んでいるものと考えている。しかし、昨年遠くれた部分を全てリカバーするまでの進展はできていない。
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Strategy for Future Research Activity |
抗原特異的なTCRトランスジェニックマウスを用いてCD4由来CD8T細胞を作成する。これらの細胞を各種自己免疫疾患モデルマウスに投与することによって、この細胞の免疫反応制御機能を調べる予定である。また、この細胞分化に関わる遺伝子を同定することも目指す。
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Causes of Carryover |
実験計画に若干の修正が必要だったため、新しいトランスジェニックマウスを作成する必要が出てきた。そのマウスの作成や後輩に時間がかかってしまったため、全体的に実験計画が遅れてしまった。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
マウスの準備ができたため、次年度からこのマウスを用いて最終的な実験を開始できる状況になった。この実験に約100万円の経費が必要となる。
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