2013 Fiscal Year Annual Research Report
患者癌組織移植モデルの網羅的シークエンシング解析による泌尿器癌薬剤耐性機構の探索
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24390367
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
神波 大己 京都大学, 医学(系)研究科(研究院), 講師 (20402836)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小川 修 京都大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (90260611)
井上 貴博 京都大学, 医学(系)研究科(研究院), 講師 (80511881)
山崎 俊成 京都大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (00607749)
杉野 善雄 京都大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (00607525)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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Keywords | 腎癌 / 前立腺癌 / mTOR / 全エクソンシークエンス / 薬剤耐性 |
Research Abstract |
前立腺癌と腎細胞癌は発生や進展のキーシグナルが明らかにされ、それらに対応した評定治療が実践されているが、患者個々の治療反応性の差異や抵抗性の獲得が大きな問題である。 当科研究室で樹立し、解析を進めてきた臨床検体を用いた腎細胞癌xenograftに対してmTOR阻害剤投与を継続している。当初想定していたよりもxenograftにおいてmTOR阻害剤の感受性が高く、抵抗性獲得まで時間を要したが、平成25年度中に耐性モデルを樹立した。 抵抗性獲得したxenograftからゲノムDNAを抽出して、次世代シークエンサーによる全エクソンシークエンスを開始し、現在データを解析中である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
研究実績の概要にも示したように耐性モデルの樹立にやや時間を要したため、やや遅れていると判断した。
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Strategy for Future Research Activity |
耐性モデル樹立に若干時間を要したものの、現在のところ、研究計画に大きな齟齬はなく、当初の研究計画に従って進行していく予定である。
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Research Products
(1 results)