2014 Fiscal Year Annual Research Report
口腔癌における術後アジュバンドペプチドワクチン療法の臨床応用と治療効果の検討
Project/Area Number |
24390458
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Research Institution | Kumamoto University |
Principal Investigator |
篠原 正徳 熊本大学, 医学部附属病院, 非常勤診療医師 (90117127)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
吉武 義泰 熊本大学, 医学部附属病院, 非常勤診療医師 (00423682)
平木 昭光 熊本大学, 大学院生命科学研究部, 講師 (60404034)
中山 秀樹 熊本大学, 大学院生命科学研究部, 教授 (70381001)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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Keywords | ペプチドワクチン / 癌免疫療法 / アジュバント療法 / 口腔癌 |
Outline of Annual Research Achievements |
われわれは、これまでに標準療法不応の進行・再発口腔癌患者に対し、口腔癌に高頻度に高発現する新規腫瘍抗原であるURLC10、IMP3ならびにCDCA1由来のHLA-A24拘束性エピトープペプチドをIncomplete Freund’s Adjuvant (IFA) と混和して患者の皮下に投与し、腫瘍特異的抗腫瘍効果を期待するペプチドワクチン療法の臨床研究を行ってきた。そこで本臨床研究でも同様の3種類のペプチドを用いて、口腔癌におけるアジュバントペプチドワクチン療法を行うこととした。主目的は口腔癌根治術後患者に対するペプチドワクチン療法の安全性、再発・転移の抑制効果を検証することである。さらに、ペプチドワクチン投与によって非担癌状態となった生体に生じる免疫応答および臨床的有効性(再発・転移予防期間の延長)を評価する。なお、本臨床研究は東京大学医科学研究所ヒトゲノム解析センターの中村祐輔教授との共同研究として実施する。 1. 口腔癌で高頻度に高発現している新規腫瘍抗原URLC10、IMP3ならびにCDCA1を標的とした術後アジュバントペプチドワクチン療法の施行 2. ペプチドワクチンを投与した口腔癌患者における免疫動態の解析。 3. 今回用いるペプチドワクチンによるin vivo抗腫瘍免疫誘導の検討。4. 口腔癌におけるさらなる効果的なワクチン療法の開発をめざす 5. 口腔癌における鋭敏なマーカーの探索
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Research Progress Status |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Causes of Carryover |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(5 results)