2014 Fiscal Year Annual Research Report
セメント質・歯根膜複合体再生を目指した人工タンパクの開発
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24390468
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Research Institution | Tokyo Dental College |
Principal Investigator |
井上 孝 東京歯科大学, 歯学部, 教授 (20125008)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
芝 清隆 公益財団法人がん研究会, その他部局等, その他 (40196415)
松坂 賢一 東京歯科大学, 歯学部, 准教授 (70266568)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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Keywords | 人工タンパク / 象牙質質 / セメント質 / 歯根膜細胞 / 再生 / 増殖因子 / 骨関連タンパク / 歯周治療 |
Outline of Annual Research Achievements |
今回の研究では、先にジルコニアに結合するペプチドアプタマーの選定(K.Hashimoto,T.Inoue, et al.Dental Material Journal, 30(6), 935-940, 2011)に成功した手法を用いた。つまり、象牙質並びにセメント質に結合するペプチドアプタマーを選定した。その後、これらのアプタマーに対する生化学的検証を行ったが、初年度では、充分に精製されたものは獲得できなかった。 本研究の目的達成のための予備実験として、チタンに結合するペプチドアプタマー応用実験K.Kokubun,T.Inoue, al.Biomacromokecules,9:3098-3105,2008)に習って、チタン結合アプタマーとBMPにの融合より人工タンパクを作製し、筋肉内に移植したところ、筋肉内において、7日目に軟骨性仮骨形成を認め、RT-PCR法により3日目から骨関連タンパク質のmRNA発現を確認し、論文発表した(K.Yuasa,T.Inoue,T,et al.J Biomed Material Res.Part A, 1180-1186 2014.)。実際に精製は不十分ながら、予備実験と同様の研究を行ったところ、わずかながら骨関連タンパクの上昇を認めたが、データとして充分なものではなかった。最終的にin vivoにおける実験に着手し、動物の顎骨内における人工タンパクの応用を試みたが、未だ継続中であるが、2014年に開催された Interface Oral Health Science 2014. Innovative research on Biosis-Abiosis Intelligent Interfaceにおいて、総まとめの発表を行った(Inoue, K.Matsuzaka, Surface modification of dental implant improves implant-tissue interface. pp33-44, DOI 10.1007/978-4-431-55192-8, Springer, 2014.)。
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Research Progress Status |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Causes of Carryover |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(8 results)