2015 Fiscal Year Annual Research Report
看護職員の職業移動と心理社会的/経済的要因に関する縦断的研究
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24390475
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
朝倉 京子 東北大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (00360016)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
朝倉 隆司 東京学芸大学, 教育学部, 教授 (00183731)
渡邊 生恵 東北福祉大学, 健康科学部, 講師 (30323124)
佐藤 みほ 東京医療保健大学, 看護学部, 講師 (30588398)
富永 真己 京都橘大学, 看護学部, 教授 (40419974)
原 ゆかり 東北大学, 医学(系)研究科(研究院), 助手 (20756259)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | 職業移動 / 看護職 / 専門職性 / 心理社会的要因 |
Outline of Annual Research Achievements |
平成27年度は、第二回追跡調査を実施した。 第二回追跡調査は、ベースライン調査、第一回追跡調査と同様に、インターネット調査及び郵送調査で実施した。インターネット調査では、ベースライン調査で調査の協力に同意した150名を対象として追跡調査を実施し、52名から回答を得た。郵送調査では、ベースライン調査で郵送調査の協力に同意した4500名を対象として追跡調査を実施し、2114名から回答を得た。 第二回追跡調査の実施と同時に、第一回追跡調査のデータ入力、データクリーニング、データ分析を実施した。記述統計では、回答数1597のうち、平成27年3月までの退職が決まっている者は3%であり、そのうち、退職後、看護職として働く予定がある者は54%であった。退職を決意した理由は、44%が「現在の仕事自体の問題」(仕事内容や量、人間関係など)であった。離職意向に関する質問項目では、『今の組織での仕事が嫌になり、真剣に新しい就職先の情報をあつめたこと』『あと先を考えずに“とりあえず仕事を辞めよう”と思うこと』『“離職”や“転職”について真剣に親しい友人や家族に相談したこと』について、「時々あった」「たびたびあった」と回答した者は、それぞれ33%,41%,37%であった。一方、「たびたびあった」と回答した者は、いずれも1割前後を占め、近い将来離職する可能性の高い者が1割程度、存在することが示唆された。 ベースライン調査のデータを横断的に分析した結果は、国内外の学会で発表した。
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Research Progress Status |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Causes of Carryover |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(5 results)