2016 Fiscal Year Annual Research Report
Expansion of Health Insurance Coverage and Its Effects in Vietnam
Project/Area Number |
24402018
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Research Institution | Kobe University |
Principal Investigator |
島村 靖治 神戸大学, その他の研究科, 准教授 (50541637)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山田 浩之 慶應義塾大学, 経済学部, 教授 (40621751)
松島 みどり 大阪商業大学, 公私立大学の部局等, 講師 (20634520)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | 医療保険 / 医療経済学 / 社会保障制度 / ベトナム |
Outline of Annual Research Achievements |
第一に、国際NGOと協力して収集したデータを用いた賄賂(インフォーマルな医療診療報酬支払い)が患者の医療サービスに対する満足度および医療保険加入に与える影響について分析を行った論文が査読つき国際学術誌であるJournal of Development Studiesに掲載された。また他にも、1)医療保険の拡大と医療サービスの需要・供給の変化の動的分析、2)企業従業者の医療保険加入が企業利益および労働生産性に与える影響の分析、3)医療従事者の仕事への満足度についての分析の3本のワーキングペーパーを公刊。加えて、医療施設選択行動分析に関する1本の紀要論文を発表している。次に、学会などでの研究発表については、まず平成28年6月国際開発学会第17回春季大会において企画セッションを開催、関連する3つの研究発表を行った。同時に、別の研究テーマについても大阪商業大学比較地域研究所研究会やインドネシア・バンドンで開催されたThe 15th International Convention of the East Asian Economic Associationといった国内外のセミナーで発表を行った。その後、平成29年3月日本国際保健医療学会第35回西日本地方会ではパネルディスカッションの題材としてベトナムでの独自調査に基づく研究成果を紹介し、国際保健医療分野における議論に貢献した。更に、第2回目独自調査データを用いた分析も加え、平成29年4月ベトナム・フエで開催されたThe 2nd ASEAN Health Impact Assessment Conferenceにおいて関連する4つの研究発表を行った。当該の国際シンポジウムにはASEAN各国からの参加者だけでなく、アジア開発銀行やWHOからも多数の参加者があり、研究成果の国際的な情報発信の機会として最適であった。
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Research Progress Status |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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Causes of Carryover |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(16 results)