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2012 Fiscal Year Research-status Report

複数リンクで構成されるサイト内のIPv6アドレス自動割当

Research Project

Project/Area Number 24500077
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Research InstitutionNara Institute of Science and Technology

Principal Investigator

大平 健司  奈良先端科学技術大学院大学, 情報科学研究科, 助教 (40515326)

Project Period (FY) 2012-04-01 – 2015-03-31
Keywordsインターネット高度化 / IPv6 / アドレス割当 / 自動化
Research Abstract

平成24年度は、ルータ(商用ルータとしてCisco Catalyst 3750G及びCisco 1921を用い、PCルータとしてVyatta 6.5を用いた)計20台程度で構成される実験ネットワークを構築し、この実験ネットワークを用いて広告プロトコル設計・実装及び評価を行った。
本研究で使用する広告プロトコルの設計・実装は、科研費21700073「動的ポリシールーティングを用いたユーザトラフィックの詳細かつ容易な制御」の研究課題で得られた設計・実装を一部改造することにより実現した。
評価の結果、1)インターネットへ向かう上流ISPとの接続なし、2)単一の上流ISPとの接続あり、3)複数の上流ISPとの接続あり、の各ケースについて、a)サイト内全域でのアドレス配布にかかる時間、b)アドレス変更の際にアドレス変更にかかる時間、はいずれも実用上問題のない範囲に収まることを確認した。また、c)サイト内全域でアドレス配布(変更)が完了するまでの間のトラフィックについて、期間を限定したアドレス変換技術の導入などにより、廃止されたアドレスを送信元とするようなトラフィックへの対応が必要であることを確認した。
さらに、プレフィクス割り当てを受けているルータが再起動した場合においてその再起動前と同じIPv6アドレスをリンクに割り当てるための最も簡易な方法として、一度割り当てを受けたプレフィクスを各ルータ内に記録し、再起動時には記録されたプレフィクスを優先的に使用する機構を実装した。
なお、平成25年3月19日から22日の会期で実施された「2013年電子情報通信学会総合大会」(会場:岐阜大学、岐阜県岐阜市)に出席し、関連研究の最新状況について情報収集を行った。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

「平成24年度の研究実施計画」記載事項をおおむね実現できているため上記区分とした。
ただし、国際会議への出席が出来ていないため、平成25年度の重点項目としたいと考えている。

Strategy for Future Research Activity

基本的に、交付申請書の「平成25年度の研究実施計画」に記載した内容を実施したいと考えている。
ただし、「現在までの達成度」の項に記載のとおり、国際会議への出席に重点を置いて研究を推進したいと考えている。

Expenditure Plans for the Next FY Research Funding

平成24年度は国際会議への出席が出来ていないため、「次年度に使用する予定の研究費」が生じることとなった。
平成25年度は国際会議への出席を重点項目とし、「次年度に使用する予定の研究費」はこれに充てたいと考えている。

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Published: 2014-07-24  

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