2013 Fiscal Year Research-status Report
複数の安全性レベルを提供する通信のための複数経路統合
Project/Area Number |
24500084
|
Research Institution | Saga University |
Principal Investigator |
堀 良彰 佐賀大学, 全学教育機構, 教授 (90264126)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
櫻井 幸一 九州大学, システム情報科学研究科(研究院, 教授 (60264066)
西出 隆志 筑波大学, システム情報工学研究科(系), 准教授 (70570985)
|
Keywords | セキュア・ネットワーク / 高信頼性ネットワーク / 暗号・認証等 / 情報通信工学 |
Research Abstract |
平成24年度に設計を行ったPerfect Secure Message Transmission (PSMT) の一種である Human PSMT (HPSMT) を例に、無線通信路によって構成された複数経路を用いた情報伝送方式のさらなる性能評価を行った。マルチホップ無線通信路の利用において、攻撃者モデルとして、能動的攻撃者および受動的攻撃者を仮定して安全性を確保するために必要なトラヒック量について明らかにした。さらに、非連結経路を作成するプロトコル上での設計を進めている。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
無線通信路によって構成された複数経路を用いた情報伝送方式のさらなる性能評価を行った。マルチホップ無線通信路の利用において、攻撃者モデルとして、能動的攻撃者および受動的攻撃者を仮定して安全性を確保するために必要なトラヒック量について明らかにした。
|
Strategy for Future Research Activity |
平成26年度は、非連結経路を作成するプロトコルの動的挙動の評価と合わせて、アプリケーション視点でのシステムの総合的な評価を行う。
|
Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
平成25年度は研究代表者(堀)および研究分担者(西出)の所属機関を変更した、新所属機関の設備等を利用することができたため、次年度使用額が生じた。 平成26年度はアプリケーション視点でのシステムの総合的な評価を行い、成果公表を行う。
|
Research Products
(1 results)