2015 Fiscal Year Annual Research Report
持続的ハイブリッドクラウドインフラサービスのための拡張オントロジー発見システム
Project/Area Number |
24500100
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Research Institution | Kyushu Sangyo University |
Principal Investigator |
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
白鳥 則郎 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (60111316)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | クラウドコンピューティング / 持続的なクラウド / オントロジ / クラウドインフラサービス |
Outline of Annual Research Achievements |
パブリッククラウドのインフラサービス発見のために、マルチエージェントベースの拡張オントロジを使ったハイブリッドクラウドコンピューティングシステムの開発を行った。この研究目的のためのマルチエージェントの調査、ハイブリッドクラウドプロトタイプ環境の構築を行い、ハイブリッドクラウド上のプライベートクラウドとパブリッククラウドを仲介する適応型ブローカーサービスの研究を続けてきた。その成果として最終年度には、災害などによる障害が起きパブリッククラウドが停止した場合にもハイブリッドクラウドの維持を行うためのリシリエントハイブリッドクラウドのアーキテクチャの提案を行った。これはアーキテクチャの第2層異種クラウド間の相互運用機能と第3層情報漏洩防止・対災害機能を対象としたシステムである。障害発生から,同様のクラウドサービスを提供する別のパブリッククラウドを検索して選択し、選択したパブリッククラウドに仮想マシンを起動し設定を行うまでを自動的に行う。 提案するシステムは、クラウド情報の検索とクラウド情報の収集をおこなう「クラウドサービス発見支援」と「異種クラウド間の相互運用」の機能から構成される。「クラウドサービス発見支援」では、クラウド情報の検索において、クラウド事業者の提供するサービスの表記をオントロジを用いて統一する。また、クラウド情報の収集において、オントロジの活用によってパブリッククラウドごとに異なるインスタンスタイプの共通化を行う。「異種クラウド間の相互運用」では、インスタンスをユーザに代わって起動するために、公開されている共通クラウドAPIを用いて異種クラウドの操作を共通化する。以上のシステムについて、実験とその検証を行って成果を公表した。 さらに、クラウド情報の検索におけるオントロジのクラスタリングについて、類似度を利用した非階層的クラスタリングを用いて、改善する方法を提案した。
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Research Products
(4 results)