2013 Fiscal Year Research-status Report
ICT社会における「見える/見られる」の可視化システム
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24500129
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Research Institution | Chuo University |
Principal Investigator |
牧野 光則 中央大学, 理工学部, 教授 (90238890)
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Keywords | 視認性 / ビジュアルシミュレーション / 防犯 / 安心安全 / コンピュータグラフィックス / バーチャルリアリティ |
Research Abstract |
平成24年度研究実績に基づき、(1)視認性プラットフォーム開発、(2)視認性計算に不可欠な都市データを対象とする視線追跡法の効率化と応用、(3)バーチャルリアリティ、タイル型ディスプレイシステムを想定した入出力インタフェースの開発、を行った。 (1)については、プラットフォームを開発し、Wndows7、8での動作を確認した。今後、視認性計算式を改良した上で、検証実験に用いる。(2)については、分散プログラミング技術を利用した効率計算法を開発し、成果の一部を国際会議にて2回発表した。(3)については、研究機関に平成25年度に設置された新システム上での動作を検証した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
当初予定に比べて、プラットフォームを実装するコンピュータの選定・購入が遅れている。これは、想定しているWindows環境が7から8に更新され、かつ、その動作が不安定であることから、選定を平成26年度に延期したことによる。ただし、導入するPCに実装予定のプラットフォームソフトウェアは予定通り開発しており、調査中のカメラ・人間等の特性を考慮したバージョンを平成26年度上半期に実装予定である。
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Strategy for Future Research Activity |
当初期待していた研究補助者(大学院生)の人数が予定数に達しなかった(進学断念等)ことにより、内製を予定していたソフトウェアの一部を外部専門家に委託することも含めて、平成26年度中に目標に到達できるよう、計画にメリハリをつけて推進する。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
・購入予定のPC(視認性システム実装・評価試験用)および関連消耗品の選定を平成26年度に延期したこと ・研究補助者(大学院生)の人数が予定に達しなかったこと ・平成26年度上半期にPCを選定・購入し、開発済みの視認性システムを実装し、検証実験・システム改良にとりかかる。 ・検証実験・システム改良段階に入ることにより、研究補助者への謝金支出が見込まれる。
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Research Products
(2 results)