2013 Fiscal Year Research-status Report
バイラテラル画像処理によるコンピュテーショナルフォトグラフィ
Project/Area Number |
24500208
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Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
浦濱 喜一 九州大学, 芸術工学研究科(研究院), 教授 (10150492)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
原 健二 九州大学, 芸術工学研究科(研究院), 准教授 (50380712)
井上 光平 九州大学, 芸術工学研究科(研究院), 助教 (70325570)
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Keywords | コンピュテーショナルフォトグラフィ / ノンフォトリアリスティックレンダリング / 画像平滑化 / 画像鮮鋭化 / バイラテラルフィルタ |
Research Abstract |
次世代カメラシステムの中核システムとして注目されているコンピュテーショナルフォトグラフィの基盤アルゴリズムの一つであるバイラテラル画像処理について,画像平滑化や鮮鋭化,およびノンフォトリアリスティックレンダリングへの応用を開発し,発表した.具体的には以下のような技法を開発して論文発表した. 直交リサイジングによる線画ピクセルアート,紙片の明度順貼り付けとグラデーションによる貼り絵の立体感強調,非等方バイラテラル距離によるステンドグラス画像,カラーライン量子化によるスーラ風点描画の生成,誤差順の画素スキャンによる誤差拡散ハーフトーニング,逆バイラテラルフィルタを用いた墨絵風画像の生成,反復強調バイラテラルフィルタによる砂嵐風カラー画像の生成,バイラテラルフィルタによるチェッカーフラッグ風画像の生成,エッジ保存重心ボロノイ分割に基づくハーフトーニング,非等方Lpポアソンディスクサンプリングによる貼り絵風画像,モアレ風画像生成のためのバイラテラルフィルタのパラメータの検証,ローラ風画像とモアレ風画像の合成法,積分画像に基づくハーフトーニング,色の重要度に基づくピクセルアートの幾何学的平滑化,モアレ風画像への別モアレ模様の合成法,バイラテラルフィルタの段階効果を用いたラインアート風カラー画像の生成,係数シフトバイラテラルフィルタによるローラ風画像の生成,係数シフトバイラテラルフィルタによるラビリンス風画像の生成,バイラテラルフィルタによるモアレ風画像の生成,画素値順ポアソンディスクサンプリングによる点描画,サンドフィルタによる砂絵風画像の生成
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
1: Research has progressed more than it was originally planned.
Reason
昨年度は28編の学術論文,10件の国際会議発表,23件の研究会発表など,2年目の研究として当初計画していた画像処理技法の開発について,計画以上に多様な技法を開発することができた.このことから,2年度は当初の計画以上に研究が進展したと考える.
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Strategy for Future Research Activity |
上記のように,2年度も当初の計画以上に研究が進展したので,引き続いて本年度(3年目)も一層の進展を図る予定である.本年度の研究内容は当初の計画通りとし,更に充実した内容とする.
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