2013 Fiscal Year Research-status Report
地域社会におけるネットワークガバナンスとソーシャルメディア活用状況の中長期的変化
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24500315
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Research Institution | International University of Japan |
Principal Investigator |
庄司 昌彦 国際大学, グローバル・コミュニケーション・センター, 講師 (50399771)
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Keywords | ソーシャルメディア / 地域情報化 / ガバナンス / 社会ネットワーク |
Research Abstract |
成果を論文にまとめる点が遅れているが、現地訪問と文献資料等による調査を続けている。また地域SNS研究会のホームページ(http://www.local-socio.net/)では本研究の成果の一部や、関連情報をまとめた記事を年間45本公開した。またホームページのリニューアルも行い、利便性を向上させるとともにセキュリティ対策も行った。Facebook上で主宰している地域SNS研究会グループも参加者が400人を超え、日々、関連テーマでの情報交換を行っている。また、3月には地域SNS全国フォーラムの開催に協力し、あらためて地域SNSに期待するもの等について全国の参加者から聴取し討論した。その他、ハフィントン・ポストへのインタビュー記事掲載、一般向けシンポジウム等での発表内容へ本研究で得られた知見の一部を盛り込んだ。 学会活動としては、情報社会学会の研究発表大会(5月)にて「地域SNS後」の地域ソーシャルメディア活用に関するWIP発表を行った。またその資料を広くインターネット上で公開した。また社会情報学会では、シンポジウム(6月)で地域SNSを採り上げた企画での討論者を務め、学会大会(9月)では本研究に関連するテーマを採り上げた大会企画でのパネルに登壇し本研究に基づいた発表を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
まとまった時間を確保した上での現地訪問調査を行う必要があるが、本務多忙のため、限定的、散発的となってしまった。そのため現地でしか行えないインタビュー調査が予定通りに進んでいない。同様にアンケートの準備は進んでいるが年度内に実施することができなかった。
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Strategy for Future Research Activity |
今年度は最終年度となる。予定通りに研究成果をまとめるために研究計画を再構成し、7月・8月・9月を目途に集中的な現地訪問調査を行う。そのために、早めに日程を確保するとともに、他業務との時間調整を周囲の関係者と行う。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
本務を優先すべき事情が生じ、研究が遅延した。そのため、予定していた滞在型の現地訪問調査が行えなかったことと、アンケート調査の実施が遅れた。 今年度は最終年度となる。予定通りに研究成果をまとめるために研究計画を再構成し、7月・8月・9月を目途に集中的な滞在型現地訪問調査を行う。また、遅れているアンケート調査を9月末までに実施する。
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