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2013 Fiscal Year Research-status Report

栄養疫学データにおける測定誤差モデルの推測方法の提案

Research Project

Project/Area Number 24500341
Research InstitutionKyoto University

Principal Investigator

田中 佐智子  京都大学, 医学(系)研究科(研究院), 講師 (50453824)

Keywords測定誤差 / 生存時間データ / 栄養摂取量
Research Abstract

本研究では、調査票により得られる食事摂取量に伴う測定誤差に対する統計学的手法の提案することを目的としている。初年度(平成24年度)は、妥当性研究データの解析において、「真の食事摂取量」の分布により頑健なセミパラメトリックな分布を仮定した新しい測定誤差モデルを用いることを提案した。次年度(平成25年度)は、コホート研究のデータ解析を対象として、調査票から得られる食事摂取量の測定誤差を考慮した上での食事摂取量とがん・循環器疾患との関連の評価を行うために、「真の食事摂取量」の分布により頑健なセミパラメトリックな分布を仮定した新しい測定誤差モデルを用いることを提案した。まずはシミュレーションにより、提案法がバイアスの観点から有用であることが示された.最終年度(平成26年)では、この研究結果の学会発表と論文投稿まで行うとともに、更に提案した解析手法を異なるデータに応用する予定である。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

平成25年度は、妊娠中の体調不良のため、学会参加やデータ解析に伴う打ち合わせなどに制限があり、成果の公表が遅れてしまった。平成26年度は復帰しているため、成果の公表と更なる統計モデルの開発に努める予定である。

Strategy for Future Research Activity

平成25年度に開発した栄養摂取量と疾病発症を評価するための統計モデルの数理的検証とデータへの応用を引き続き行う。その際に、栄養データ以外の臨床検査値における測定誤差がある状況への応用なども行い、医学データ解析において提案手法が汎用性が高いことを示す。

URL: 

Published: 2015-05-28  

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