2014 Fiscal Year Research-status Report
ロービジョン者用の日常生活活動評価に関する研究ー特異的尺度の開発ー
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24500607
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Research Institution | Tohoku Bunka Gakuen University |
Principal Investigator |
小野 峰子 東北文化学園大学, 医療福祉学部, 助教 (20515085)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
鈴鴨 よしみ 東北大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (60362472)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | ロービジョンリハビリテーション / ADL / ラッシュ分析 |
Outline of Annual Research Achievements |
「日常視機能」The low-vision-specific function of Daily Living : LVFDLと、「している日常生活活動」The low-vision-specific activities of Daily Living : LVADL の2つの側面で評価できるThe low-vision-specific function and activities of daily living measure:LVFAMを開発し、その計量心理学的特性を古典的テスト理論と現代的テスト理論を用いて検証した。ラッシュ分析と因子分析の結果から項目数を決定した。その完成版のクロンバックのα係数、再テスト信頼性はすべて良好であった(0.756-0.93)。視力、視野、視機能関連QOL尺度VFQ-25との相関はそれぞれ-0.61、0.52、0.78であり、十分な計量心理学特性を持つことが検証された。この結果については原著論文として投稿準備中である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
おおむね順調に解析が終わり公開をしているが、完成したロービジョン者用日常生活活動評価尺度(LVFAM:The low vision specific function and activity of daily living measure)のマニュアル作成が残っている。また完成版での、関連項目との追加解析も行う予定である。
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Strategy for Future Research Activity |
今回の研究で開発し完成したロービジョン者用日常生活活動評価尺度(LVFAM:The low vision specific function and activity of daily living measure )のマニュアル作成を行う さらに、開発の際に収集したデータで、視覚障害等級等との相関についても解析を追加し公開する予定である また、心理的適応との関連についても解析をする予定である。
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Causes of Carryover |
海外雑誌への投稿が遅くなり27年度で投稿すること及びロービジョン者用日常生活活動評価尺度使用マニュアルを作成することが残っているため延長をした
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
海外雑誌への投稿費用、マニュアル作成費用として使用する予定である
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