2016 Fiscal Year Annual Research Report
Longitudinal study on the development of projects promoting community-based sports for disabled and social significance.
Project/Area Number |
24500747
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Research Institution | Osaka Prefecture University |
Principal Investigator |
奥田 邦晴 大阪府立大学, 総合リハビリテーション学研究科, 教授 (20269856)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
片岡 正教 大阪府立大学, 総合リハビリテーション学研究科, 助教 (60611910)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | ボッチャ / 障がい者スポーツ / 社会学的研究 / 地域 / ボッチャ甲子園 |
Outline of Annual Research Achievements |
全国特別支援学校校長会でのボッチャプレゼンや直接、支援学校に出向いてのボッチャに関する普及活動を積極的に行った結果、全国の肢体不自由特別支援学校を対象とした第1回ボッチャ甲子園を8月2日、ぶんぶ東京スポーツ体育館で開催できた。本大会には、全国から16校の重度障がい者、約50名が参加し、ボッチャ競技に親しんだ。肢体不自由の特別支援学校が全国規模のイベントで集合することは、歴史的にも初めてということであった。ボッチャに親しむ重度障がい者数が増加したことが大きな成果としてとらえることができる。また、支援学校教員をはじめPTAや家族にもボッチャについて理解が深まった。 9月にブラジルで開催されたリオパラリンピックで、日本ボッチャ代表チームが銀メダルを獲得した。 さらに、9月21日には、スポーツ庁主催のボッチャオープンイベントが文科省前の広場で大臣出席のもと開催され、一般の方々にボッチャを広めた。その後も、多くのボッチャイベントが開催され、国内でのボッチャ、ひいては障がい者スポーツの普及、啓発に大きく貢献した。 普及活動を推進した結果、宮崎県、岡山県、奈良県、岐阜県、香川県、徳島県等にボッチャ協会が設立され、今後も増える予定である。た また、ボッチャのBC3選手が使用するランプの普及版を開発できた。かなりの精度があり、選手達から喜ばれている。
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