2014 Fiscal Year Annual Research Report
家庭科における生活資源とライフスタイル選択に関する実践的ライフキャリア教育の研究
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24500885
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| Research Institution | Ibaraki University |
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Principal Investigator |
佐藤 裕紀子 茨城大学, 教育学部, 准教授 (00272740)
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2012-04-01 – 2015-03-31
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| Keywords | 家庭科 / キャリア教育 / 高等学校 / 生活資源 |
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| Outline of Annual Research Achievements |
平成26年度は、平成24年度、平成25年度の研究結果をふまえ、現行の学習指導要領に沿った高等学校家庭科におけるライフ・キャリア教育の枠組を作成するとともに、その実践のための教材を開発し、実践・評価を行った。
（１）高等学校家庭科におけるライフ・キャリア教育の枠組の作成：平成25年度に実施した家庭科におけるキャリア教育の検討結果をふまえ、高等学校家庭科の共通教科「家庭」の「家庭総合」および「家庭基礎」の内容を、現在のキャリア教育政策において育成が求められている「基礎的・汎用的能力」の枠組に沿って編成し直し、家庭科におけるライフ・キャリア教育の枠組を作成した。
（２）教材開発：（１）の枠組にもとづいたライフ・キャリア教育の実践のための提案として、家庭科のガイダンス教材を作成した。教材では特に、家庭科の主要な学習内容である衣食住の知識・技術は、ライフ・キャリアを形成する過程において「自己管理能力」として重要な役割を果たすことを強調した。
（３）ライフ・キャリア教育の実践・評価：大学1年生を対象に開発教材を使用して授業を実践した。また、教材の効果について、①家庭科の学習内容である「家庭生活に関わる知識・技術」は、性別やライフ・コースに関わらずだれにとってもライフ・キャリアを形成するうえで必要であること、②家庭科で学習する「家庭生活に関わる知識・技術」は職業生活と家庭生活を両立するうえで必要不可欠であること、に対する授業前後の認識の変化を中心に評価を行った。その結果、上記①については認識が高まることが確認できたが、②については有意差は見られず、開発教材の改善の課題が確認された。
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Research Products
(1 results)
