2013 Fiscal Year Research-status Report
地域社会における知の交流を促進する教育システムの構築
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24501067
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Research Institution | Kanazawa Institute of Technology |
Principal Investigator |
磯崎 俊明 金沢工業大学, 基礎教育部, 教授 (60531457)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
南出 章幸 金沢工業高等専門学校, 電気電子工学科, 教授 (20259849)
中村 純生 金沢工業大学, 情報フロンティア学部, 准教授 (20367444)
竹俣 一也 金沢工業高等専門学校, グローバル情報工学科, 教授 (50167491)
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Keywords | 科学的リテラシー |
Research Abstract |
本研究の目的は持続可能社会を実現するためには次代を担う若者の科学的リテラシーを向上させ、地域の知識基盤を構築していくことである。そのための活動として次の2つの講座の実施を通し、教育プログラムを開発・改善していく。1)科学研修型講座として大学の研究室に児童生徒を招き体験講座を実施する。2)地域巡回型講座として学校や各種施設を訪問し、科学講座を実施する。これらより地域における科学を基盤にした生涯学習力を向上させていく。 25年度は下記内容の研究を実施した。 1)24年度に引き続き、中学生または高校生を対象とした科学研修講座を実施した。ここではデザインプロジェクトを実施した。CDIOプロセスを意識した教育プログラムを開発・改善した。特にデザインプロジェクトでは、地域の高齢者施設の協力を得てユーザの観点からものづくりを洞察するプログラムを組み込むことができた。 2)24年度に引き続き、国立天文台4D2U/MITAKAコンテンツを用いた訪問科学講座を実施した。 3)24年度に開発した移動可能な立体視投影システムを、訪問活動から得られて知見を基に改善した。現地到着から立体投影システムセットアップまでの時間の短縮が課題であることが分った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
中高生を対象にしたデザインプロジェクトが地域に根付いてきており、特色ある教育プログラムとして評価されている。また、立体視投影システムを活用した訪問講座が予定通り進んでいる。例えば、2013年11月9-10日、日本科学未来館にて実施された「サイエンスアゴラ2013」に出展し、当該システムを用いた科学講座を実施できた。
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Strategy for Future Research Activity |
当初の予定通りに推進する。引き続き、訪問講座を実施しながら効果的な教育プログラムを検討する。また、移動可能な立体視投影システムの開発に関してはスクリーン部についてセットアップ時間が短縮できる方策を検討したい。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
今年度においてビデオカメラの購入を予定していたが、新製品が次年度において発表される。ビデオカメラは科学講座の実施状況を記録するための重要な装置であり、より多くの映像が鮮明に記録を残したいと考え、予算を残してある。 次年度の支払い請求分に今年度使用額の残りを加え、ビデオカメラを購入する。これによりこれまで以上に研究が円滑に進められる。
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