2013 Fiscal Year Research-status Report
天体分野学習の新時代:悪天時の観察もネットツールでwel-CAM!
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24501082
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Research Institution | Japan Aerospace Exploration Agency |
Principal Investigator |
佐藤 毅彦 独立行政法人宇宙航空研究開発機構, 宇宙科学研究所, 教授 (10297632)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
松本 一郎 島根大学, 教育学部, 准教授 (30335541)
石井 雅幸 大妻女子大学, 家政学部, 准教授 (50453494)
上田 晴彦 秋田大学, 教育文化学部, 教授 (70272028)
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Keywords | 天体分野学習 / 小学校 / 中学校 / 月と太陽 / ネットツール |
Research Abstract |
研究2年目は、Wel-CAMシステムの開発(ハードウェア、ソフトウェア)を行うとともに、教育現場における「月の満ち欠け」学習の実態を調査した。 開発においては、特にインターフェイス(Wel-CAMはウェブブラウザ経由で操作を行う)の改良を中心に、カメラ機能の制御方法を確立した。これにより、利用者が簡単確実にカメラの露出時間やズームをコントロールできるようになった。実際の設置・運用のための打合せを共同研究者(島根大学、秋田大学)と行い、次年度の設置に備えた。 熊本の連携研究者(出水南小学校、丸山修教諭)の協力で、熊本市小学校理科部会の教員研修会に出講し、われわれの開発してきた教材を利用した授業法の普及をはかるとともに、教育現場における「月の満ち欠け」学習の実態についての情報を取得。教材・教授法に関するニーズを知ることができた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
前年度にそろえた主要パーツや操作インターフェイスの基本をもとに、屋外設置・安定稼動のための大幅な改良(ハード、ソフトとも)を完了した。これらのことから、開発に関しては順調に進展していると評価できる。 教育カリキュラムの検討についても、メンバー間で密に打合せを行っている上、教員研修におけるデモを行うとともに、現場教員と情報交換を行い教育ニーズを吸い上げている。これらのことから、教育カリキュラムの検討や普及に関しても、順調に作業を進めていると評価で きる。
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Strategy for Future Research Activity |
研究の最終年度は、年度の前半でWel-CAM設置を完了し、9月以降に配置されている小学校理科「月と太陽」授業で活用する。教員研修会での活用も予定されている。それらを通じて、この新しいツールの使い勝手、子どもたちの受け止め方などを評価し、研究をまとめる。成果については、教育系学会での発表および報告論文の出版を行う。
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Research Products
(2 results)