2012 Fiscal Year Research-status Report
モーションキャプチャを利用したコンテンツ作成支援システムの検討
Project/Area Number |
24501134
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Research Institution | Kobe University |
Principal Investigator |
柏木 治美 神戸大学, 学内共同利用施設等, 教授 (60343349)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
大月 一弘 神戸大学, その他の研究科, 教授 (10185324)
康 敏 神戸大学, その他の研究科, 教授 (60290425)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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Keywords | 位置情報 / 行動履歴 / Kinect / AR / 外国語活動 |
Research Abstract |
本研究では、人や物の位置情報を学習者の行動履歴やコンテンツ(教材)提示のしくみなどに活用することをめざし、その方法を検討している。 (1)当該年度においては、人や物の位置情報を学習者の行動履歴に活用することをめざし、モーションキャプチャーデバイスkinectにより、室内における学習者の位置情報やアクションに関する情報を行動履歴として取得し、取得したデータをプロットする方法を検討した。 (2)視覚情報提示のしくみについては、教室環境で視覚情報を提示することを考え、短焦点プロジェクタを用いて電子黒板や透明ボードに映し出すことを試みた。短焦点プロジェクタの活用は投影先となる電子黒板やボードまでの距離がほとんど必要でなく、近距離に設置することが可能であり、教師や学習者が電子黒板やボードの付近で活動を行っても、投影を妨げることが少なく、有効に活用できることがわかった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
当該年度においては、人の位置情報を学習者の行動履歴に活用することをめざし、kinectにより、室内における学習者の位置情報やアクションに関する情報を行動履歴として取得し、取得したデータをプロットする方法を検討した。その結果、基本的なデータの取得が行えることがわかった。 また、視覚情報提示のしくみについても、短焦点プロジェクタの活用可能性を調査することができた。
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Strategy for Future Research Activity |
kinectによる人の位置情報とともに、ARを用いて物の位置情報を取得する方法を検討し、それらを学習活動などにおける活動履歴として活用できないかを引き続き検討していく予定である。 視覚情報提示のしくみについては,短焦点プロジェクタの有効性を調査することができたため、電子黒板や透明ボード、その他の機器について、有効なものの調査を引き続き進めていきたい。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
該当なし
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