2014 Fiscal Year Annual Research Report
グローバル連携による専門性と語学力強化を図る「ホスピタリティ教育」教授法の研究
Project/Area Number |
24501167
|
Research Institution | Hokusei Gakuen University Junior College |
Principal Investigator |
森越 京子(横山京子) 北星学園大学短期大学部, その他部局等, 教授 (40299730)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
吉田 かよ子 北星学園大学, 経済学部, 教授 (20210685)
|
Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2015-03-31
|
Keywords | ホスピタリティ教育 / 英語教育 / グローバル人材 / CLIL |
Outline of Annual Research Achievements |
平成26年度は、香港理工大学からケイ・チョン博士をお招きして、札幌とニセコを中心に地域の観光ホスピタリティ関係者との情報交換を行った。ケイ・チョン博士より国際観光地としての北海道を客観的に見ていただき、また、本学のホスピタリティ教育に関して具体的な助言をいただいた。平成24年度に引き続き、ニセコ町商工観光課から協力をいただき、ケイ・チョン博士を囲む懇談会を開催した。札幌では、北海道運輸局国際観光課との共催で観光ホスピタリティ専門家会議を開催した。これらのセミナーを通して、道内のホテルや観光関連企業・行政機関とネットワークを広げることも大きな収穫となった。 上記のセミナー参加者の協力を得て、インバウンド観光に関するアンケート調査Study on Accommodating International Guests(外国人旅行者受け入れに関する調査)を実施した。 「ホスピタリティと観光」の授業に関しては、4月から英語テキストを用いた英語講義で、基本的な概念を学び、後半はイベントマネージメントの実践である「Kaye Chon 博士の公開講座」を運営した。前年度までの実践をもとに、十分な準備期間を持ち、英語での司会や学科紹介などこれまで以上によいイベント運営となった。英語講義の部分は、英語教育の中でもCLILアプローチの実践につながった。 インターンシップは、国内と国外の研修を引き続き行った。平成26年度の新たな試みとして、香港にて「キャリアサクセスプログラム」を実施し国外でのインターンシップとした。香港国際空港、香港ディズニーランド、ホテルICONでの研修を実施し、グローバルな環境でのキャリアについて理解を深めるとともに、英語学習へのモチベーションが上がった。 これまでの研究を紀要の形で、まとめることができた。
|